立ち入り禁止ではないけれど、立ち入り難易度高め
カメラ屋さんに行ってきました。エレベーターなし4階。
老舗のようですし、カメラレンズの選び方、頼ってみてもいいのかなと考えて。
ただ、4階までの道のり。体力的には問題なくても、気持ちのハードルが…。
これまでも、別の機会に通ったことはありましたが、
立ち入ろうと思ったことはなく。
年季が入ったビルが醸し出す雰囲気は、まるでよそものを立ち入れせまいとしているようです。
気を取り直して、まずビルの1階に。
古き良き喫茶のような。すぱげてぃやさんかな?ご紹介は控えますが、お店の名前も独特です。
そのお店の横にある階段をおそるおそる登ります。
ほんとうにこの先に、目当てのお店があるのでしょうか。
階段の段の前面にしっかりと標示された「4F↑」。
たくさんの矢印のなか、こんな「↷」表記もあり、混乱させられます。
ほんとうに進んで良いのか迷っている気持ちがあるのでなおさら。
「もどれ」マーク??
ちょっと進んで、やっぱりやめよう!という気持ちになり数段登った階段を降り、
また2段進んで3段降りて。これって矢印「↷」の通りかも。
このビルのバリアはすごいです。なかなか進ませてもらえない。
てこずりましたが(時間にして数秒)私の開拓精神がやや勝っていて、先に進むことができました。
ビル内に留まる難度も高め
階段なのか踊り場なのか目的階なのかがわからないまま進みます。
2階はヴィンテージショップかな。
個性がはっきりわかる展示ですが、私の目的地は4階です。よそ見せずに進みます。
少しでも留まっているとまた引き返したくなるかもしれないので、勢いのまま進みます。
3階に到着したようです。「3F」とくり抜かれたダンボール風のキューブが
いくつか積み重なっています。何屋さんなのかはわからないまま。探求もせず。
4階にたどり着くまで、ビルに対するイメージを決めつけないように注意して。
(と思っている時点で、ほぼほぼイメージは仕上がっていますが…。笑)
そして、4階らしき場所が見えてきました。扉はここしかない。けど、何度も確認。
4階につくまでの階段の数段下から少し見える店内は、何かの事務所のよう。雰囲気は決してお店ではない。
本当にレンズを扱っているのかな。
4階到着
最後の難関です。
ほんとうにカメラレンズ写真関連のお店なのかどうかがわからない。
いかがわしさはないけれども、安心できる雰囲気もない。
入ってしまったら出てこれるかどうかわからない、ことはないですけれど。
(扉はオープンのまま固定されています。)
それでも私の来るところではなかったかな、という気持ちはぬぐえず。
コンマ一秒の間に、
・ウェブサイトにこの業界60年と書いてあった
・レンズも数千置いてあると書いてあった(よくよく考えると「展示」と書いてあったような)
・なんかいい香りがするよ
とちっちゃい勇気を集めます。
「こんにちは〜」と入ってみました。
にこやかなおじさまがいらっしゃいました。
コーヒータイムだったのか、開けたスティックをお持ちで、
コーヒーの香りが漂ってきます。いい香りはこれだったかな。
お客さんらしき方は誰もおらず、「来客」を歓迎してくださっているようでした。
おじさんの小難しいお話がはじまります。
写真の話?まぁ、それはいいかなと。オールドレンズのお話が多かったかな。
今日はエレベーターなしのビル4階までのお話でした。
「バリア」の威力を感じました。
バリアをくぐり抜けてまで来る人って相当だろうなぁ、
ということを感じた出来事でした。
なかなかきてくれることないだろうけど、きてくれたらめっちゃ嬉しい
そんなバリアも素敵だなと。
【日記】
東京へ。いろいろとありますが、一旦そっと横におきます。
子どもたちには父親とまるまる過ごせる少ない機会。
2年前に比べて荷物が減ったような。カメラ、MacBookが増えましたが。
次女はのりたかった「しぃんかんしぇん」。長女は朝早起きしてパッキング。
子供たち2時間半の移動のうち1時間は時間つぶしをできるようになりました。
1時間半で限界。次女はしんどい〜と眠ってしまいました。長女はひとりでも大丈夫に。
【次女睡眠日誌】
夜泣きを放っておき、そのまま眠るまで待つ、という方法もあるようです。
かまうから寝ない、かまうから自分で眠る練習ができない、ということで。
きっと「自分で何の助けもなく眠る」という能力を手に入れないといけないのでしょうね。
我が子は、かまうも寝ない、
かまわずにスルーすれば、一旦は寝落ちするところまでいきますが、
次の泣きまでの時間は短く。私も寝落ち→泣きで起こされ→寝落ち→泣きでおこされ
を短時間で繰り返すので(たぶん15分くらいの間隔)、あんまりよくないかなと。
何が正解かはわかりませんが、もし次があるならこうしてみよう〜と思ったりすることはあります。
思うだけですけれども。