はんこ。
これからの10年で、税理士業務はどのように変わっていくのかなぁと考えています。
その参考となるかもしれない10年間での変化。どんなことが変わってきたのかを振り返ってみました。
対税務署など
ハンコが必要なくなった
税務署や役所に提出する申告書類の捺印義務がなくなりました。
シンプルにひとつ手間が減りました。ハンコを買いに行く必要もなくなりました。
それでも2〜3年前までは、慣習通りにご捺印いただくこともありました。
ご確認の意味合いもあったのでしょう。
そして現在、お客様の会社に訪問して、申告書にハンコ(控えも入れて3〜4部に、4箇所ずつ)を押していただく必要もなくなったことで、昔より「申告書を作成しました感」はなくなったかもしれません。
電子申告・電子納税
10年前は、電子申告と郵送での申告書の提出が半々くらいでしたが、殆どが電子申告になりました。一部の書類は電子で送れずですから、税務署の方でも電子と紙の申告書をまとめるのがてまだろうなと想像していますが。
消印求めて郵便局に走ることは減ったのかもしれません。印刷する書類が減ったものいいですね。
また、電子納税により納付書による納付がなくなりそうな流れにもなっています。
調査提出資料のe-tax提出
この4月から開始で、まだ使ったことがないのですが、これまで税務署あての書類は郵送のみの受付だったので変わったといえるでしょう。
仕事の仕方など
サーバー経由で資料のやりとり
社内の話ですが、これまでは、同社内の、他の拠点とのやりとりも、紙の資料を受け渡すために〇〇便なるものがありました。
今もありますが、サーバー経由で資料送付も可能になり便利になりました。
電子データベース
これまでは、情報収集も紙ベースでした。書籍や雑誌中心で。
電子データベースが普及することにより、インターネット経由で調べ物がやりやすくなりました。
データで納品
申告書は紙での納品が基本でした。今もそれを希望する方はいらっしゃいますが、今はデータ納品が多いです。
保管の場所もとりませんし、必要な際にすぐに取り出せます。
コミュニケーション
チャット利用
10年前も、メールの利用は一般的だったとは思いますが、チャットでのやりとりもだいぶ普及してきました。定番化したのはここ数年のことです。
クラウドで資料授受
会計データの送受信も10年前はメールがメインでしたが、今はクラウドの利用も多いです。
クラウド会計ソフトのご利用も増えているようです。
各種資料のやりとりも、クラウドで行うようになりました。
ウェブミーティング
10年前、ウェブミーティングは殆どありませんでした。
ウェブミーティングが一般的になったのは3年前くらいからでしょうか。
これからはどのようなコミュニケーションがメインになってくるのかなと楽しみでもあります。
10年前は考えられなかったもの、普及しなかったもの、進まなかったことが、この10年間で実現しています。これからの10年間で、今想像できない仕事方法がメインになっているかもしれません。
これからも日々新しいものを観察し、取り入れていきましょう。
【日記】
朝いちで図書館へ。お客様対応。金融機関の方、行政書士の先生などと打合せ。
次女トイレ後、なぜかトイレットペーパーを外して、トイレットペーパー置場にきれにしまいます。私は毎回トイレットペーパーをホルダーにつけ直しています。いたちごっこです。
長女、3年生になり楽しそうです。1週間毎日早起きして通っています。
【something new】
Artlist
Capcut