普通の感覚を大事にする

世界はせまい。2021年11月。

 

これまでの勤務経験

これまで複数の会社で勤めてきました。正社員派遣社員アルバイト含め。
中小企業、上場企業、日系大手、外資系、ベンチャー、国の仕事を請け負う会社など。
業種も様々で、税理士事務所、飲食、IT、ゲーム、商社、自動車、コンサル、芸能、納税者団体など。

それぞれ文化や価値観が大きく違いました。
「正しい」とされる行動規範、残業の考え方、効率を求めるかそうでないかなど。

例えば、
大きな声で毎朝唱和する会社もあれば、
やる気いっぱいにハキハキ挨拶することが「引かれる」会社もあったり、

ホキチスの止め方まで効率を求められる会社もあれば、
効率は良いからこれまで通りにすることを求められる会社もありました。

仕事にどこまで求めるかも様々で、
機械的に淡々とやることだけを求められる場合もあれば、
元気であること、夢があることを良しというか必須とされる場合も。

男女区別なく能力で活躍する会社もあれば、そうでない会社もあったりしました。

 

初めの税理士事務所での経験

その内、税理士事務所は3社経験あります。
ほぼ新卒で入社した税理士事務所は人間として尊重してくださっていました。
人として先輩として尊敬できる方で。

その価値観を若い時に植え付けていただいたことはとても感謝しています。
自分が家計を支えるという辛い時期でしたので、(辛いと意識していませんでしたが)
助けてくださる方がいるということは、世の中に対しても絶望せずにすみました。

そういうことで、税理士事務所によくあるブラックな部分は感じることはありませんでした。
当時はSNSなどで知ることも少なく、そういう業界ということは当分先に知ることになります。

その是非はともかく、、
その時の所長税理士は、お客様との関係も対等で、どちらが上とか下とかでもない
関係性をつくっていらっしゃいました。

従業員に対してもお客様に対しても、フラットに接してくださり。
横柄なことも不機嫌を当たり散らすようなことも押し付けることもなく。
世間知らずな私に対しても、いつも対等に接してくださいました。

 

普通の感覚

このように、これまでの経験が「普通の」感覚を磨く大切な経験になっています。

全ての会社がそうだということではありませんが、税理士業界は「独特な」業界です。
人と違ったことをすると叩かれる、効率化より従来のやり方優先、先輩や税理士は偉い、
という考え方があったりします。年齢層が高く男性が多い業界なのも関係があるかもしれません。

「普通の」感覚があると苦しいこともあります。

そんな中でも、資格を取得し、効率化し、時間を見出して、
自分の「普通」を叶えることに注力してきました。

挨拶をする、お礼をする、メールの返信をする、ということから、
後輩の力になる、圧をかけない、機嫌よく働くように務める、そして、
お客様に上から目線で接しない、きちんと決算報告をするなど。
書き出すと他にも色々とあります。

そういう普通と思われることも、できていないことが多い業界のようです。
だからこそ、その普通を肌で経験していることは強みになりますし、
普通を実行することが、あたり前のようで差別化につながる一歩だと思っています。

試しに普通の感覚を大事にしてみましょう。

【日記】
次女
「雨です・・・ほんでかみなりがなって・・・ほんで・・・」と創作絵本が絶好調。
「夢」という単語を使うように。ちなみに夢はニトリのピンクコーデのお部屋。ピンクのお部屋行きたいと。

長女
ピアノでドレミの歌や子ぎつねコンコンを何度でもできるまで弾いてものにしています。
ピアノ習うよりも、やりたい時にじっとそっと見守るのが良いのかなと思いました。
指の運び方はおいおい教えてあげたいです。とにかく楽しそうでした。

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