子育て中だと仕事は中途半場なのか

子育て開始前夜。

何だか毎日子育て大変そうだなぁ、こんな人に任せられるのかなぁ、と思われるかもしれません。
「仕事に真剣に向き合っています。」
これが私の答えでもあり、私の強みだと考えています。
強みなのは、環境の変化に適応し進化してきた経験と、進化そのものです。

子育てを通じて「進化」を強いられた

子供がいる生活を経験して思ったのが、

こんなに次から次へと、今ある自分を塗り替えて進化させて
(調子よくレベルアップするような「進化」ではなく、「環境に適応していくための変化」という意味で考えています)、
否応なしに訪れる課題や困難なことに向き合っていかないといけないのか、

ということ。

子育て世帯の大人が全員そうとも限らず、子供との向き合い度合によっても違うのかなとは思っていますが、その程度は違えど一気に膨大な経験を積む環境に置かれるなと。
わかりやすいところで言うと、子供を無事に育てるという未経験のことに対応すること、
仕事のことでいえば、産休・育休・復職・両立というような状況に対応しなければなりません。

「ちょっとまって、あまりにもみんな、子供との生活をこなすのを当たり前のように言いすぎ。」
というのが率直な感想です。もちろん待ってくれません。始まったが最後休ませてももらえません。
ほんとに一言で片づけたくないくらいですが、ここでも仕方なく割愛します。

結婚だけでも大きな変化がありました。大人同士の生活でも変化があるのに子供が生活の中心になる変化。時にはそれに適応できずに疲れてしまったり壊れてしまったりもします。なぜかって、とても激しい変化だから。

疲れたり壊れたりしても誰かの助けを借りるということも含めてその変化に対応し続けてきました。

「進化」で時間が大事になり、よりよい選択をするように

そういうわけで、新しい生活に適応するためにも「資源」が大事になってきます。
「お金」「時間」「労力」をどのように配分するか。
ことに、限られた時間をとても意識するようになりました。これまで以上に。

時間を大切に思っています。
これまでもダラダラ働くことを好まず、工夫できることはしたいと考えるタイプでしたが。

例えば独身などで(あくまでも一例です)自分の時間を自由に使える方々が、
残業できる状況がゆえ、今の働き方について疑問にも思わず、
これまで通りのやり方を続けてしまうことはあると思います。
手間がかかっても効率的でなくても。時には文句を言う時間もとりながら。
会議という名のもとに長い話を続けたり、理不尽すぎるお仕事を強く断ろうともしなかったりすることもあると思います。

私は、そういう働き方をすることができません。見て見ぬふりをすることもできません。
そのままだと生活が破綻してしまいます。
常にもっと良いやり方や働き方ができるのではないかと、
もっと良いご提案ができるのではないかと日々考えて行動しています。

「申し込みは電話じゃなくてメールでもできるのでは」
「これは2度手間だから省略できそう」
「このセル(Excel)の使い方だとデータとして扱えないから変えたい」

など。過去のExcelをそのまま使うということも考えなくもないですが、
来年のため、次の人のため、お客様のためにと日々ささやかでも将来のことを考えて
ちょっとずつでも取り組んでいます。一度変えるとその後ずっと楽になるわけですから。

お客様が「楽」できるようなところもご提案するようにしています。

以前からそのような考え方をする方でしたが、
子育てによりその考えは確固たるもの、かつ必須なものとなりました。

 

仕事以外の時間を充実させることが仕事にも影響する

そしてこのような働き方をしていると、雑談やちょっと一息いれている時間がとても貴重で新鮮で。
お客様訪問で他愛のないお話をしている時も、より良い時間になります。
休憩タイムもより充実してくるのです。それぞれの時間が充実しています。

仕事以外の時間を充実させることについては、今ではとても大切なことだと考えています。

昔でいう「仕事人間」の方からすると、「仕事はこうあるべき」という囚われからか、
何故急用に対応しないのか、何故残業をしないのかといった意見が出てくることがあるでしょう。

逆に自分のやりたいことをやっていて仕事もしている、という方からはそのようなことを言われることはありません。自分も好きに生きているし楽しんでいるから、同じように、相手にも相手の生き方や楽しさがあるだろうと、尊重できるし許せる余裕があるのではと思います。色々な考え方やあり方を認めて受け入れられるのかなと。

それを、仕事を犠牲にしていると考えるのは違うのかなと思っていて、
「やりたいことをやっている」(かつ仕事もしている)のだろうなと。やりたいことをすることは、仕事の犠牲の上に成り立つものではなく、全く別のものであり両立しうるものではないでしょうか。

楽しく過ごしている人が、他人のあり方にも寛大で尊重できるとすれば、
自分もそのようになりたい。そもそも楽しく過ごしたい。
相手にとって心地よい存在になるにも、自分が楽しくあった方が絶対に良い!そう思ったのです。

やりたいことをすること=仕事を犠牲にする
という考えから脱しましょう。

育児をしていないからといって、仕事の手を抜かないとは限りませんし。
育児をしてもしなくても、仕事に対する思いは変わりません。
(だから簡単ではなくて時には苦しくて日々よりよくなるよう考え行動しています。
色んな方々に助けていただきながらも。)

【日記】
仕事やお客様に対する思いがそれなりだったなら、お休みの日に無給なのに仕事しません。
(無給悲しいですが。)雇われ人なので事務所のサポート体制の問題にすることもできます。
今週はあまり出勤ができなかったのですが、仕事面では特に問題ない時で助かりました。
今日が祝日なのも。まだ次女登園するのはしんどそうですので。耳の炎症が治まらず。

家族全員でお休みを過ごせるのは今日だけ。外食をして、気になっていたスタイルチェアを
試しにいきました。子供用のものは廃版になったようで取り扱いなく。どの椅子も気に入った長女は買ってもらえず不満げでしだ。長女も次女も表情で「がっかり」を伝えるのが上手です。アニメのようです。

 

 

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