想定内で推移。
うまくいくことしか考えていなかった独立後の生活。(まだ始まっていませんよ。)
果たしてそれだけでよいのでしょうか。
独立に対するにわかな不安の正体は、どんぶり勘定にあるのかもしれません。
うまくいくことしか考えなくてもよいか
決断に悩むことはありませんでしょうか。
特に経営にあたっては、「何となく」大丈夫、ぎりぎり利益でている「だろう」、
資金繰りは問題ない「と思う」、と考える場面があると思います。
ある方が、「経営者はうまくいくことしか考えない」とおっしゃっていたのが印象的です。
たしかに、うまくいくことを考えることが経営者の大事な役割かもしれません。
一方で、一歩引いて考えられるような考え方も必要ではないでしょうか。
石橋を叩きすぎると思うほど慎重で、本当に大丈夫なのかを検討するような。
うまくいくことを考えることの反対で、最悪の事態を考えるようなことです。
これは、「うまくいくことを考える」ことに注力すればするほど、難しいかもしれません。
「うまくいかなかった場合のこと」をありありと想像するのも避けたいことですし。
とはいえ、何かを決断に対し、失敗したくない場合には、その想像も必要なのかなと思っています。
うまくいった場合をパターンAだとすると、失敗した場合のパターンBを予め考えるためにも。
業績予想で見通しをはっきりさせる
そして、「うまくいかなかった場合のこと」については、具体的に想像できると、より対策を練りやすいのではと考えています。
想定の売上がたたなかった場合には、利益はどうなるのか、何ヵ月で資金繰りが危うくなるのか、
給料はどれくらい減らさないといけなくなるのか、同じ家賃のまま住み続けられるのか。など。
どんぶり勘定ではなく、もっと現実的な予想ができれば、
ありありと想像し対策を検討できるのではないでしょうか。
税理士は、そういうお手伝いをさせていただくこともあります。例えば業績予想や納税予想として。
予想が経営者の考えていたどんぶり勘定と、ほぼ変わらないということも多いです。
そういう時、私もほっとします。
ちょっと違うこともあり、たいていはそれなりの理由をお持ちです。
それらのことを数値を通して確認し、見通しをはっきりさせることは、
経営判断の一助になると思っています。
予想と実績の乖離を確認しつづける
「きっとうまくいく」、「そのための努力を続ける」という強い思いがあったとしても、
その考えを保ち続けられるかどうかわかりません。
その場合に救いになるのは、慎重に考えて、色んな事態を想定して判断した事実。
例えば業績予想と実績表。どのくらい乖離したかを定期的に確認する仕組み。
パターンBという決断を早く下すことに役だちます。
予想(予算)と実績。経営には当然のことのようで、簡単にできるものでもありません。
現実を見ることに対して抵抗もあります。
そして私にも足りなかったものです。
お客さまと接していて、社長って、どんぶり勘定やなぁと思ったりもしていましたが、
このたび、どんぶり勘定もいいところで、見切り発車する自分に気づきました。。
独立を通じて、社長の気持ちにさらに寄り添えそうです。
予想をたてて将来を見通す。是非やってみてくださいね。お手伝いもさせていただきます。
【日記】
牛乳と寝るかママと寝るか2択を迫られて真剣に悩む次女。選択するのが辛そうです。
つい最近までは、牛乳のんでママと寝る、と両取りすると答えていたので、言葉の意図をしっかりくみ取り悩んでいることに成長を感じます。
訳あって、一日テレビ、ゲームを禁止された長女。言いつけを守って一日を過ごし部屋も綺麗になりました。YouTubeの音が聞こえないと平和です。デジタルデトックスおすすめです。