継続のための「振り返らない」ススメ

振り返らずに突っ走る娘。

振り返りの慣習

学生の頃よく言われていたことに、「振り返りをしよう」ということがあります。
「反省会をする」という方が伝わりやすいかもしれません。

学校では「一日の振り返り」という時間が設けられ、
1学期が終わるごとに「振り返り」、
運動会や発表会などのイベントごとに「振り返り」の時間がありました。

振り返りの流れは、おおよそ次の内容です。
・良かった点
・悪かった点
・次回の改善点

楽しかったわ~!という振り返りは存在せず、
良かったんちゃう~?というざっくりしたのも許されず、
良かった点は控えめに(当然と評価され)、悪い点をひたすら考えさせられる。

私が経験し続けた「振り返り」はそういう感じでした。

反省点は次へと生かすこともできるでしょう。
でも、振り返って良かったな、次に生きたわ!という記憶はあまりないんです。
そもそも学生の頃の記憶は殆どないので、そういうこともあったかもしれませんが。

きっと反省の仕方が間違っていたのでしょう。

 

やらないことにつながる可能性

このような、私の経験した「振り返り会」を前提で話を進めますが、
「振り返りをする」と聞くと、ず~んとした気持ちになったことを覚えています。
まず反省文を書くことが苦痛でしたし(文字数指定もあったような・・・)、会自体も苦手でした。

よくできても何かしら反省点はありますし、よくできなかったときは言うまでもなく。
反省下手だから今の状態なんだと言われると何も言えないのですが、
終わった過去を振り返って、自分に対してとにかくダメ出しを続けることに重苦しい思いでした。

そして、何とか書き上げた振り返り文(反省文)による自己暗示なのか、
何ごとにも真剣にならねばならず、同じ失敗は許されず、という気持ちになります。

その気持ちに向き合うからこそ、やる前から疲れてしまうことにつながったり、
うまくできるかな、また同じことをしてしまうかも、という不安につながり、
腰の重さにつながってしまうのです。

何かをやること自体に心理的にストップがかかります。
このように、「やらないでおこう」というのにつながってしまうのが
「振り返り」の破壊力かもしれません。

痛い思いをしないと失敗を繰り返すと言いますが、
痛い思いをすると失敗を恐れ「やらなくなる」とも考えられるのではないでしょうか。

 

継続最優先。振り返らない選択も。

たとえば長寿番組は見続けれくれる人がいて成り立ちますが、
その前に、番組自体が続いていることが前提です。
見てくれる人がいても、演者が番組を続けたくなくなるとそこで打ち切りです。

ある長寿番組の司会者の方がおっしゃっていたのが、
「真剣になりすぎないようにしている」そうです。
「真剣になりすぎると疲れてしまい続かない」のが理由のようです。

さらには、反省しない、振り返らない。番組を見返したりもしないそうです。
それは見返したり振り返ると嫌になるからとのこと。

だからといって、あっけらかんと軽い気持ちで仕事されていらっしゃることはないでしょう。
本番を迎える準備は入念にされていらっしゃるかもしれませんし、
本番のその瞬間瞬間は、最善の判断をしようと考えていらっしゃることでしょう。

振り返らない、反省しないのは、継続のため。
淡々とでも続けることに価値があると考えるならば、
振り返りはしない、というのも一つの選択肢かもしれません。

 

【日記】
クーラーを24°に設定したので寒いお部屋。次女がお風呂上りに服を着ないので強く言いました。
ぐっすり寝て欲しいので24°に設定したお部屋。その寒い部屋のせいで服を着なさいと叱る。
なんだかなと。叱ってもフォローする人が別にいないのもワンオペの弱点です。

【3才児語録】
ちょんな~(そんな~)
さっちはおこっていやだった。
ちょんなのいやだ~。(そんなのいやだ)
あのねぇ。
○○ってことね。

顔にピッタリくっつける両ピースサインと目を細くしたニッコリが定番のポーズです。

【次女睡眠日記】
昨晩も次女独自ルールの遊びに乗っかって、珍しく絵本をよんで21時50分頃就寝。
湿度が高かったのもあり、クーラーは除湿24°。寒い・・・と思いましたが、仮説と検証のため。
3時間維持しましたがぐっすり眠っていました。
これまでは低くても25.5°。充分低いと思うのですが暑かったのでしょうか。

1時頃一度泣いて、それからは明け方まで寝ました!(涙)
睡眠日記効果か、気温が下がってきたためか。まだ続けます。

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