税理士事務所の場所選び。自宅開業か自宅以外か。

通勤は時間もかかるもの。

税理士事務所を開業するなら、事務所をどうするか。
開業するときに悩むことの一つではないでしょうか。

大きくわけて、自宅開業か、そうじゃないかに分かれますが、
双方のメリット・デメリットについて考えてみました。

自宅開業

メリット

・固定費がかからない。
・通勤時間がかからない。
・事務所でお自宅でも仕事をする場合に、家具家電をそれぞれ揃えなくてもよい。
・自宅兼事務所として光熱費などの事務利用分は費用計上できる。
・家事育児との相性がよい。時間をうまく使える。
家事、育児、仕事はそれぞれまとまった時間(例えば8時間)で取り組むより、
2時間、3時間単位で、合間に家事など挟みながら取り組むと、集中力も増すし事務所で留まるよりも時間をうまく使える。
・雑多な情報に疲れずに済む。(都市部という土地柄か、人の往来も情報も多いので。)
・訪問などがない場合に、省エネ可能。
身なり等を外出モードに整えたり、通勤に使うエネルギーを別のことに使える。
・インターネットや訪問メインの場合は問題ないことが多い。

デメリット

・お客様を招きづらい?
→最近はレンタルスペースも多いですし、お気に入りの打ち合わせ場所を探すのも良いかも。

・運動不足になる?
→別の問題として習慣化すべし。

・仕事のメリハリ?
→事務所にいてもさぼる時はさぼります。(先輩談)

・事務所を構えている税理士を求めているお客様とのご縁はない。
→自身のお客様として想定している方の属性を考えた方が良い場合も。

・従業員を雇いにくい。拡大路線には不向きかも。
→雇わない場合には問題ないでしょうし、雇う場合でも方法はありそうです。

・他の家族との兼ね合い。
→うまく棲み分けできる方法がなければデメリットに。

自宅以外のオフィスで開業

メリット

・対面メインの場合に、打ち合わせ場所の確保ができる。
・事務所があることで営業活動に優位になることがある。
(自宅事務所だと敬遠されることもあるので。)
・従業員を雇いやすい。
・拡大路線と事務所はセット(?)。
・自宅住所を公開しなくても良い。

デメリット

・初期費用が嵩む。
・ランニングコストが嵩む。
・移転時もコストが嵩む。
・固定費がかかることがストレスになったり、自由な判断の妨げになる場合も。
・地に足がつく。(「地に足がついたステージ」を好む方にはメリットしかないですが。)
・フットワーク軽い発想から遠ざかるかも。(落ち着いてしまうことがデメリットになることも。)

とはいえ、概ねコストがかかることがデメリットだと考えられますね。
その他はメリットの方が大きいでしょう。

時間をうまく使えるのが自宅開業の最大のメリット

自宅開業はメリットが多いですが、
子育て世帯には特に、時間の使い方の面でメリットが大きいでしょう。
洗濯機のボタンを押したり、炊飯器をセットしておくなど、ちょっとしたこともできますし、
子供の参観のために30分ほど外出したり、習い事の送迎もできます。
宅配便の受取りも地味ながら嬉しいですよね。

家事育児仕事を両立していると、一分一秒でも大事にしたいと考えると思いますが、
時間を存分に活用したい人には向いているかもしれません。

コストをかけずに済むことも大きなメリットでしょう。
売上拡大路線ではなく、時間の確保を優先したいなと思う方には、自宅開業を
検討されてもよいのではないでしょうか。

【日記】
長女、あと2日だけ勉強すれば冬休み♪と嬉しそう。そういう楽しみが元気にさせます。
次女、車道にはみでる私の手を強くひっぱって歩道に誘導してくれます。車が来たときの俊敏さはなかなかです。

【次女睡眠日誌】
3時頃に一度起きましたが概ねよく眠りました!夜泣きが減る日も近いかもしれません。

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