ICカードリーダーがなくてもiPhoneでマイナンバーカードを読み取れます。
事業を開始された方が、税理士にご依頼することなく、
ご自身で開業届や各種申請書を提出されることもあるでしょう。
e-taxを使ってインターネット上で申請できるようになっていますから、
いつでも手軽に申請できるように思いますが、スムーズにいかないこともあります。
つまづきそうな点についてご紹介します。
e-tax利用可能時間
e-tax。深夜まで使えるようになりずいぶん便利になりました。
土日祝日も使えます。(毎回ではありませんが)
しかし、連続して利用できない期間があります。
それが、12月29日~1月3日です。
例えば、年末に手続きをしようと思ったら、お休みだったということもあります。
ただ、税務上のお手続きは、期日がありますので、
もし年内に提出することが必要なら書面で提出することになります。
年末のe-taxにはお気をつけください。
ご参考までに、利用可能時間について、e-taxのWebサイトを確認してみました。
・火曜日から金曜日までは、24時間
・月、土、日、祝は、8時半〜24時
・月、土、日、祝は、メンテナンスにより使えない日や時間帯もあるようです。
※ちなみに、確定申告時期はメンテナンス時を除き、24時間お休みなく使えると記載されています。
大幅にメンテナンスが入った年もありますので要注意ですが。
マイナンバーカードと署名用電子証明書の暗証番号
電子申告、申請を行うには、原則的にはマイナンバーカードが必要です。
マイナンバーカードをお持ちでない方は、まず発行までの時間がかかります。
マイナンバーカードをお持ちの場合にも、
署名用電子証明書というものが必要になります。
マイナンバーカード発行当初に設定した6桁以上の暗証番号です。
4桁のものは、コンビニでの住民票の発行などにも使いますが、
6桁以上のものはあまり出番がなかったかもしれません。
マイナンバーカード発行時に、暗証番号を用紙に書くように渡される手続きとなっているようですので(現在は不明ですが)、その用紙を参考にしましょう。
ご参考までに、5回間違えた場合は再設定が必要ですが、
区役所で再設定のお手続きが必要です。
そうなると少しお手間がかかるかもしれません。
e-taxソフト、マイナポータルアプリなどのインストール
最後に、e-taxソフト利用です。
まず、利用環境が整うまでの一連のお手続きに時間がかかります。
e-tax利用者登録から、本人確認のための手続き、基本情報の登録などです。
それまでの道のりが長くて、
メインの申請書の作成がほんのちょっとした作業のように感じるかもしれません。
本人確認に時間がかかることもあります。本人確認は、
ICカードリーダーがなくても、マイナンバーカードをスマホで読み取る方法もありますが、
接続の問題なのか、すぐに認証できるときと、まったく反応ない場合があります。
ICカードリーダーでの認証の方が、安定していて、かつスムーズでしょう。
そこまで行き着く前に、マイナポータルアプリのインストール、e-taxソフトのインストールなどにもお時間がかかります。
ブラウザが最新でなかったり、インターネットの接続が安定しなかったり、
スムーズにいかない場合も想定して、e-taxをご利用ください。
以上の通り、使い始めは色々と想定されたほうがよいかもしれませんが、
初回登録すれば、次回からはそれまでご負担なく使えるかもしれませんね。
【日記】
午前、税理士先輩と。午後はお店の新規開拓も兼ねて下見。
長女は、お菓子買って友人宅へ。ミルクのお店に行きたいと言われ、?でしたが、
ローソンでした。(笑)
次女は、おねえちゃんにオレオおねだりしてご機嫌。金曜日を満喫、遅くまで起きていました。