行動するための考え方のヒント

失敗ばかりの写真。

行動できない思考パターン

新しくチャレンジすることを、一歩を踏み出すことを、
何かを引き受けることをためらうこと、ありませんか。
ためらっても行動につながればよいのですが、結果的に「行動できない」。
もしそうだとすれば、行動できない思考パターンにはまっているかもしれません。

行動できない思考パターンの一つが、「失敗するかもしれない」と考えること。
失敗が自分にとって、マイナスになることだと考えているのかもしれません。
これは、「できたかどうか」で自分の価値を判断するからではないでしょうか。

「できたかどうか」で自己評価をすると、できなかったときに自己肯定感が下がります。
(自分に求める「できた基準」が高いとなおさら。)

できたときには評価があがり、できなければさがるのだとすれば、これは博打みたいなもの。
やってみてうまくいくとプラスだけど、へたするとマイナス。
「行動すること」に博打要素があると、リスクをとりたくない心理が働きます。

勝算を考えて行動してしまうし、
結果行動しなくなったり、勝算の高い保守的な行動におさまってしまったりも。

 

もちろん、そう考えることが悪いことではなくて、
行動の妨げになり得るということです。

うまくできなくても悪くない

このような「行動できない思考パターン」から抜け出すためには、
「できたかどうか」だけで自己評価をしないことではないでしょうか。

もしできたかどうか、成功したかどうかで評価されるなら、
例えば「一勝九敗」のユニクロ創始者の柳井さんだって、1−9=「マイナス8」ということになるかもしれません。(−8かどうかは大きな問題ではなく。)けれど、柳井さんのことをトータルでもマイナスというふうに考えていらっしゃる方はいないでしょう。

マイナスの9敗があったから大きな1勝をしたと考えることもできます。

ここにヒントがあり、「できたかどうか」ではなくて「行動したかどうか」、「やってみたかどうか」に目を向けてはどうでしょうか。

できなかったときにも、何かしら見えてくるものがあるでしょう。
やってみたけど能力が足りなかった。改善の余地がありそう。向いてないから今後はやめよう。など、次の行動につながる気づきを得られます。

うまくできなくてもわるくない。行動自体が、ナイスファイトなのです。

行動はトレーニング

行動できなければ、何も変わらないのです。
評価が下がることもなければ上がることもありません。

うまくいったときにも、成功を評価するのではなく、「行動」したことを評価しましょう。
行動の結果、うまくいくときもいかないときもあるけれど、
「行動」したことを評価していれば、大きく気持ちがぶれません。

とはいえ、「行動」の結果、失敗したとなると、
なかなか気持ちを保つことは難しいものです。

そういう意味でも、「行動」はトレーニング。
成功するまで続けるトレーニングとも言えますし、
自己肯定感を下げずに、
自分のことを認めて自分信じるトレーニングともいえるでしょう。

「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」を目指してみましょう。

【日記】
午前仕事。
長女、お面創作。お面を作るという発想が面白くて。笑い顔のお面ですが、笑えない気持ちの時につけるそうです。不満そうなことがあった時、スッと手に取っていたので笑ってしまいました。
次女、お風邪ぽいです。夜中にしんどいの叫び声が過去最大の激しさで心配しましたが、日中はケロっとしていました。

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