アクセスがないブログを続ける意味

出演者と観覧者。

今日もブログについて。
3日連続「ブログ」ネタですが、1周年を迎え、1年を振り返って気づいたことについて
「熱量が高いうちに」お伝えしたいと思います。

ブログ開設当初から、今日までにいたり、
アクセスがほとんどないブログを続ける意味があるのかと考えてきました。
それでも続けたのは、何か見えるまで続けようと決めていたから。

そして1年が経過し、何が見えたのか。現時点での私の考えをまとめてみました。

つくり手の立場で見られるようになる

その人の立場になって初めて身にしみてわかることがあります。

例えば、
・観客とプレイヤー
・購買者と営業マン
・参加者と幹事
・従業員と経営者
・親と子

ブログで言うと、購読者と発信者でしょうか。作者と評価者ともいえますね。

上記でいう前者のように(親と子はどちらとも言えないような…)、
受け取る側の立場で「評価」することがあります。
いたって一般的な反応だと思いますし、それが悪いということではありません。

わかりやすい例で言うと、飲み会の幹事をイメージしていただければと思います。
参加者は気楽なもので、「お酒の種類が少ない」、「料理があんまり」、とか言いますが、
幹事は全く別の視点です。

決められた日にち、まとまった人数、限られた予算、許容できる場所、予約が空いているところ、
などの要件を満たすことはなかなか大変です。その中でベターな場所を探します。
上司に嫌味を言われたり、参加者から不満がでることもあるでしょう。

そんなとき幹事の気持ちは、「こっちの立場にもなってみてよ」。

この、「こっちの立場」を知ることが、発信者や提供する側のメリットです。

私も、ブログを読んだり、発信を見ていた時は何も考えず気楽なものでした。
ところが今は、何かを生み出すのは簡単ではないことを思い知らされる日々です。
他の発信者に対してより深く尊敬でき、興味を持つようになりました。

これは、これまでと違う世界を見ているということではないでしょうか。
このように裏側を知ることは、とても興味深く、新しい視点を与えてくれるといえるでしょう。

考えがまとまり、伝える力がつく

ブログを書き始めて3ヶ月ほどで気づいたことがありました。
「あるトピック」に対しては、なめらかに伝えることができるなということに。

私は基本的にはおしゃべりが達者なタイプではありません。
どちらかと言うと、日本語って難しいなと思っています。

そういう私ですが、迷わず言葉を紡ぐことができるなと思った瞬間がありました。
それは、「ブログに書いたこと」についてお話するときです。

うまく伝えられない理由は色々ありますが、そのうちのひとつが、「考えがまとまっていない」ことではないでしょうか。
そのため、すでに考えが整理されている「ブログに書いたトピック」については、
スムーズに話し出すことができたのかもしれません。むしろ話したいと思いますし(笑)

ブログを書くことで、考えを整理することができます。
もやもやすることがあっても、考えを整理することで救われることもあります。

これはブログを続ける意義のひとつだと考えられるのではないでしょうか。
うまく考えをまとめて、上手に伝えられるようになる練習、と考えることもできます。

ある目標に向けて準備を進めているという手応え

最後に、独立を目指している方に向けて、特にお伝えしたいことがあります。
それは、ブログを書くことで、「前進している手応え」を感じられるということです。

独立前の方は多くのストレスの中にいらっしゃることがあります。
そのストレスは、独立するつもりなのに会社をやめられないストレスではないでしょうか。
前進できないストレス。

例えば、独立しようとしていて、今すぐ会社を辞めたほうがいいとは思っていても、
いろんな事情でそうするわけにはいかない状況は考えられるのかなと思います。
お金のこと、家族のこと、お客様のことなど、「キリのいいタイミングをはかっている」ということもあるでしょう。税理士の場合、合格待ちや、実務経験期間が足りないなども。

独立することは決めたし、自分で決めたタイミングはずなのに、
まだ会社を辞められていない状況にフラストレーションを感じますよね。私もそうでした。

そういう時にブログはおすすめです。
ただただ日々を悶々と過ごすよりも、前進していることを感じられます。
「自分は今、独立の準備をしているんだ」というプロセスに身を置くことで、精神的に救われます。

退職できない状況に甘んじているのではなく、たしかに目標に向かっているんだという手応えを
ブログを書くことで感じることができるのです。
独立にあたっての自分の考えをまとめ整理する意味でも、大きな前進になるでしょう。

おわりに

アクセスが(少)ない、ということで記事を書かせていただきましたが、
数少ない読者の方々へ、いつも読んでくださり本当にありがとうございます。

アクセス数の考え方も色々ありますが現状では多くはありません。
それでもブログを書く意義があると思っていますし、生き物だとすればまだ「生まれたて」です。そのままフェードアウト…という道もあるのでしょうが、私は育てていくと決めています。

将来出会う方々にも読んでいただけるのも、ブログのメリットですよね。
そして、例えば3年、5年続け、読者の方が増えた時に、
今お読みいただいている方が「古参(こさん)※」宣言してくださると嬉しいなと妄想しています。
(ファンかどうかは置いといても。)

※デビュー前や昔からのファンのこと。

【日記】
今週仕事時間が取りにくかったので仕事を。
花粉症開始か風邪かという症状あり。次女はすっかり元気になり、私にレゴの薬を持ってきてくれます。苦いリアクションを求めて。
食欲もあり、パンケーキつくってもらったんだー♪と長女に自慢していました。
変わらず寝言は盛大で「あちょ〜あちょ〜」と30回くらい。

長女はダンスレッスン。2年生は全滅で同学年はひとりだったそう。
仕事している私を見て、仕事に割り込む次女を静止しようと気を利かせてくれます!

【something new】
ブクログ。

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