上着を脱ぐ力

着ぶくれ中。TDL35周年。

ここ数日、寒い日が続いています。三寒四温といいますし、春の訪れを感じさせる寒さです。
こんな季節には、防寒対策しなきゃ!とやけにはりきってしまいます。
特に子どもたちの上着やマフラー、手袋など。

風邪ひかないように温かく過ごしてほしいなと思う親心ですが、子供たちは本当に必要としているのでしょうか。
上着を着なかった長女の言葉が印象的で、成長したと思いました。
自分で判断する力がついたと感じたのです。

「上着いらない!」は、「上着を脱ぐ」力。逆に言えば、「上着を着る」力でもあります。
気がつけば成長し、自分で上着を脱ぐ力を持った長女の、これまでの上着着用歴について書き綴ってみます。

着させられるがままに上着を着てしまう1歳

今週のような冷え込む日、
長女が赤ちゃんの頃は、親(私)が準備するがままに上着をきていました。
本人も上着を着ようかどうしようかなど、考えていなかったことでしょう。

寒い日、
インナーレギンスにもっこもこのパンツ、長袖にベストにダウンの上着、そしてブーツ。
このようないでたちでお出かけさせたこともありました。

思い出してみる、なんだかちょっと不機嫌なときもにありました。疲れたのかな、お腹がすいているのかな、と色々と対応しましたが、理由はわからないままだったりして。よく観察すると汗をかいていたことがあります。暑かったのでしょう。

自分で何が不快か、どうしたいかもわからずに、上着を着込んでしまっていました。
親が気付いてあげなければ何もできない頃だったのでしょう。

「上着持っていった方がいい?」4歳

しばらくして4歳くらいだったでしょうか。
3歳くらいだったかもしれません。
冬に外出するときには、「上着持っていった方がいい?」と私に確認するようになりました。

長女は、「なんとなく上着がいるかもしれない」と考えられるようになったのかもしれません。
寒い日に上着が必要だと考えが及ぶようになったのでしょう。
それまでは、GO!もNO!も私だけが判断していましたが、前進です。

ただ、今思うと、私が「上着決定権」を持ちすぎていましたね。
「上着に関することはママにきいてみないといけない」と思われていたかもしれません。(笑)

「いらない!」「だいじょうぶ!」8歳

それからまた数年経過して、長女8歳。

今日も上着決定権を発動しそうになる私。
言葉さえ、指示言葉ではありませんが、「上着着ていけばいいよ。」「手袋持っていったらどうかな。」と先回りです。

そんな私に長女は、「いらない!」、「だいじょうぶ!」といって、薄着で飛び出していきます。

自分で上着について決められるようになったんですね。
「寒いときに上着を着る判断力」が備わりました。
ちょっと外の空気みてくる!ということもできるようになり頼もしいです。親バカではありますが。

自分の上着決定権を自分の手中におさめた長女をみて、成長を喜んだ冬でした。

あまり先回りしすぎずに、子供自身の判断の場を色々とつくってあげましょう。

ちなみに次女は、寒いお天気でも「いらない!」というタイプ。
「上着着て!」という私にただ反抗し主張したいだけかも…。外に一歩ふみだした瞬間に寒い〜と泣き言です。

 


【日記】
長女用キャビネット到着。お友達からお手紙など整理するのが楽しそう。
大阪市立図書館で歴史本15冊。重さなど考えずに夢中です。
明日から学校再開。
次女は登園しぶり。大泣きで保育園に行くも、「いってらっしゃい」した後はケロッとしているそうです。
帰宅後は、しゅるばみあであちょぼと。シルバニアであそぼ。(笑)

【something new】
大阪市立図書館 レファレンスサービス

タイトルとURLをコピーしました