糺の森に根付いた木々。
長くしみついたこれまでの生活。
もしその生活を変えたいなら、これまでの毒を抜かないといけません。
そのために、環境を変えよう!と言われることもあります。
たとえば、
・退職
・転職
・独立
よく言われていることではありますが、環境を変えることで、それまでの影響から解放されるとも限りません。
せっかく会社を辞めたのに、転職したのに、独立したのに…(これまでと同じような過ごし方をしている)ということはよくあることです。
では、これまでの毒を抜くためにはどうすればいいのでしょうか。毒を早めに抜く方法を考えてみました。
新しい習慣をつくる
まずは、新しい習慣をつくり、それを継続することを取り上げてみます。
「習慣」は日常的に繰り返し行うものですから、一朝一夕で身につくものではありません。
身につくまでやる日とやらない日を繰り返しながら、「習慣」に至ることもあるでしょう。
習慣は生活や行動の基盤となるものです。たとえば、食べる、寝る、仕事する。
その人の生活や行動を大きく形作ります。
その人が何をして、考え、行動するのか。習慣が決めるといっても過言ではありません。
たとえば、子育て世帯の方々が子供を抜きにして自分自身について考えることが難しいのも、それだけ日常的に考え動き、取り組んでいるからでしょう。子供が生まれてから価値観が変わった、ということがあるとすれば、日々の取り組みが変わったためではないでしょうか。
新しい行動の習慣は、新しい生活をもたらし、これまでの毒を抜くことに役立つでしょう。
仕事を見直す
つぎに、仕事を見直すということについて考えてみます。
仕事の見直し方は色々と選択肢がありますが、一番のおすすめは仕事を減らすことです。
職場を変える、仕事内容を変える、独立するというのも、大きな決断ですし、なかなか実現できるものではありませんが、
たとえ仕事を換えたとしても、これまでと同じような生活が続く可能性は高いのではないでしょうか。(どこまでを「同じような生活」とするかにもよりますが。)
環境を変えると、新しい環境に慣れるまで負担が増えがちです。そのため、仕事以外で新しい時間を確保することが難しくなるでしょう。独立も同じではないかなと考えています。
独立により収入が増える可能性もありますし、時間も増えるかもしれませんが、それ以外にも増えることもあります。支出も庶務も対応も増えます。
このように、環境の変化があっても、もしうまく時間を確保することができなかったとすれば、これまでと同じように過ごすことが楽で、そういう生活を選ぶことになるでしょう。これまでと同じことを続けることで「生活を維持する」ことになるでしょう。新しいことを試してみる余裕ができないからです。
うまくやっていける場合も考えられますが、なかなか難しいのではないでしょうか。もしくは運良く、良い人に出会うことができた、望む仕事を見つけれた、ということもあるでしょう。しかし、出会う確率は上げられるかもしれませんが、自分で決めることができません。
そのため、環境を変えるにしても、仕事量を減らす=時間を確保することをおすすめします。
新しい生活様式を取り入れる時間と余裕を生み出すと思われます。
もしかしたら、今までの仕事のあり方、生活の仕方、考え方などを手離す覚悟が必要になるかもしれません。
適度な緊張感
最後に、「緊張感が必要な状況」も、これまでの影響から抜け出して、新しい行動を起こすための後押しになることがあります。
緊張感とは、ピンチな状態ということもできます。何かを恐れている状況とも言えます。
例えば、
・お金がなくなる恐怖
・嫌なことをしなければならない恐怖
・健康を害する恐怖
・信頼やお客様がいなくなる恐怖
・子供と良い関係でいられない恐怖
など。
もし、生活が安定していて、穏やかに過ごしているとすれば、
新しい行動をする必要性を感じにくいでしょう。現状維持でかまいませんので、行動せずに済みます。
そのため、行動を起こしたいと思っても、まあいっか、と考えてしまったり、新しいことをするリスクを負うことに躊躇してしまうかもしれません。
そういう意味では、ピンチの状態というのは、緊張感を持ち行動するためには大きな力になるのです。
目指していることと比べて到達度が低いということもピンチと考えることができます。
もっと〇〇したい、と思うことを増やすこと、枯渇した状態でいることは新しい行動を促し、結果的にこれまでのしみついたあり方から早々に抜け出すことにつながるでしょう。
ピンチでいることに対するこじつけのようにも聞こえますが…、そうだとしても力に変えてみましょう。
以上、根深い影響から抜け出す方法について取り上げてみました。
環境を変えるも一歩ですが、日々の行動で変えられるとよいですね!
【日記】
おコメのままごと遊び。チャーハンをつくるためどうしても黄色い卵がほしい次女。
長女の黄色い卵をそっと持ち出そうとして大喧嘩。
そんなときは、「これと交換して〜」、「貸して〜」って言うんだよ、というと伝わったようで、何を貸してもらう時にも、手元のチャーハンをひとさじ持っていき、「これとお皿を交換して」、「これとネギを交換して」とがんばっていました。
等価交換とは思えませんでしたが(笑)、うまくコミュニケーションできるようになりはじめています。
次女、昼食は長女の作ったハンバーグを。とっても気にいり食が進みました。
私は、上記の2度めのケンカで2人とそれぞれ話したあと仕事部屋にこもりました。
覇気がでていたようで珍しくそっとしてもらえました。
長く集中できる状況に少しさみしい気持ちも。新しい発見です。
【something new】
Anker PowerPort III Nano 20W
充電スポットの配線組み換え。