適切な勘定科目を使いましょう

適切な勘定科目を使う理由

経理をしていると、勘定科目に迷うことがあります。

どの費用科目にしようか悩んでいる場合に、税金の計算上は、どの勘定科目を使っても同じ結果になることがあります。消耗品費と事務用品費、どちらにしようかな〜というようなときは、どちらの勘定科目にしても、税金計算上は同じです。

税金に影響がないならどちらでも…というふうに考えることもできますが、そんな時には、適切な勘定科目を使う理由を考えてみましょう。
その理由のひとつが、適正な税金のためですが、
もうひとつは、経営判断に役立てる試算表などの数値の確認のためです。

これまでと同じ勘定科目を使う

経営判断に役立てるための試算表を作成するには、まず、前年、前月などの試算表と比較することを考えるとよいでしょう。
それは、これまでと同じ勘定科目を使うことで実現することができます。

たとえば、前年は消耗品費にしていたけれど、今年は事務用品費にした場合、試算表を比較すると、今年はやけに事務用品費が多いな〜という判断になってしまうかもしれません。実際に使用している金額にはほとんど変動がないとしても誤った見方になってしまいます。

同じ取引先と同じ取引があったときには、勘定科目もこれまでと同じものを使いましょう。

しかし、以前と同じ勘定科目を使わずに変更したいと思う場合もあります。
科目をきちんと使い分けしたいという考えから来ることが多く、好ましいと思います。
コロコロ変更するのはよくありませんが、きりのよいタイミングから変更するのもよいでしょうね。

「費用」ではなく「資産」になる支出に注意

その場合に、ひとつ気をつけるとすれば、10万円以上の支払いがあった場合です。
会計では、10万円以上の支出は「費用」ではなく「資産」になることがあります。

例えば、9万円のパソコンは「消耗品費」ですが、10万円のパソコンは「工具器具備品」など「資産」科目になります。30万円未満の場合で、税金計算上は「費用」にする場合でも、申告書に記載すべき内容がありますので、分けましょう。

他にも、10万円以上でなくても、「費用」だと思っていたものが「資産」科目である場合もあります。

例えば、長期に効果が及ぶものは「資産」になります。
5年間の損害保険料を支払ったとき、10年間の信用保証料を支払ったときなどです。
その事業年度にかかる分だけが費用になり、その他は「資産」になり、翌事業年度以降に費用化します。

 

【日記】
雨で寒さが増し。次女、食欲の春(?)。冷蔵庫を物色し、お肉を見つけて食べました。
その後「暑い〜」というので、「窓をあけたらどう?」と提案(外寒く)。
次女、首を横に振りながら、「なんだかあつくなってきた〜、おねつなりそう〜」とそわそわ。
たしかに昨日からくちびるもあかい。「おねつある?体調くずすのかな?ごろごろしてたらいいよ。」と私。
そんな私になぜか不満そうな次女。さらに「アイスクリームたべたくなってきた」。
あ!そういうことかと。冷蔵庫でみたアイスを食べたくて、風邪ひいたフリをしていたようです。

そんな次女との小競り合いで、長女、じゃんけんしよう!と提案しながらもわざと負けてあげます。けなげ。

【something new】
メッシュ
custard

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