ノマドを目指す自宅開業で「定位置」はいらないのか

以前、
税理士事務所の場所選び。自宅開業か自宅以外か。
という記事を書きました。
あれから3ヶ月。現在は、スモール事務所を借りつつも自宅で仕事をしています。

スモール事務所と自宅仕事

現在は、スモール事務所を借りつつ、自宅で仕事というスタイルです。

仕事をする場所としての自宅開業に迷いはありませんでしたが、税理士として対外的に住所を開示する機会が多いことから、事務所を構えることにしました。申告書などにも住所が載りますし、各種サービスの申込時によかったなと感じます。
安心して仕事が取り組めるのは大きなメリット。女性の方が開業される場合にも、不安解消のための事務所には意義があります。

本当は、自宅兼事務所の場合に住所を開示しないことも認めて欲しいのですが、現状ではそのようになっていません。税理士登録をしている限り、税理士のお仕事をしていなくても住所が公表されるようになっています。

ほぼ使っていない場所にコストがかかるのは悩ましいです。これについては、安心料と考えることにしています。
住所公表を避けたいし、コストも払いたくない、ということを両立させることができません。
とはいえ、現在顧問をさせていただいているお客様には、自宅住所や場所を公表していますし、不安もありません。ほんとうにありがたいことですね。
このような方々とお仕事をさせていただくことで、今後もしかすると自宅事務所に登録をうつすことに抵抗がなくなる日もくるのかなと考えることもあります。

最初から完全ノマドは難しい

ノマドはオフィスには縛られない働き方のことです。
独立後はノマドライフを想像していましたが、はじめからそのような働き方を実現するのは難しかったです。仕事がしにくいと気付き、すぐに方針を切り替えました。

それで、最初は全く想定していませんでしたが、自宅の一室を完全に仕事部屋にしました。
子ども部屋として使っていたお部屋です。
子ども部屋があるものの、子どもたちはリビングで過ごしますし、勉強も子ども部屋ですることは殆どありませんでしたから(という口実で)。
半ば勝手に決めましたが、長女は協力的で助かりました。おもちゃ置場みたいになっていましたので、これを機にすっきりすることができました。

以前にも「小学校1年生に学習机は必要?」という記事を書きましたが、
学習机、買わずによかったなぁ〜とつくづく。(こうなることは想定していなかったんですけどね。)
広いおうちだとまた別のお考えもあるのでしょうね。

現状では定位置があるほうがやりやすいです。ペーパーレスを目指しているとはいえ、過去の資料など紙の書類は残っていますし、特に開業初期は、何かと事務的な手続きも多く。
私が定位置があることを好き、ということもあり。

ノマドライフをされている方も、完全に定位置がない方と、定位置あるけれど基本ノマドという方に分かれるのかもしれません。

定位置を広めに確保して仕事が捗るように

そういうことで、定位置の確保で、仕事がやりやすくなりました。
すぐに取りかかれるところが気にいっています。きれいに片付けて、また準備して、を繰り返さずに仕事をするのは時短にもなります。何よりやる気を逃さないのがいいです。準備しているうちにやる気がしおれることがなく快適です。

さらに、作業スペースを拡張したのも効果的でした。デスクと同じ高さの本棚兼キャビネットをくっつけました。参照したい本を置いたり、資料を広げたり。探しものをすることなくいい感じです。

そして充電ポート。
色んなデバイスがすぐに充電できるように配線しました。これも日々のことなのでストレスなく快適です。

これらは、ザ・定位置ですよね。ドック(DOC)やステーションみたいな場所と考えることもできます。
自宅でも、ノマドを目指していても、定位置を確保してから始める効果もありそうです。
自宅の場合、定位置以外では仕事をしないということで、オンオフの切り替えにも役にたちますよ。

【日記】
雨。長女学童後、通院。
次女は保育園後も元気いっぱい。言葉を匠に操れるようになり、「そんなんだったらママとあちょばないよ」などと駆け引きするようにも。年中になったら牛乳をやめると約束していますが、どうなることやら。
仕事は調べ物と申込をメインに。早起きは定着しつつもまだ油断できません。

【something new】
ある調べ物
ある申込

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