子どもを褒める。「子どもはあらゆるスキルを獲得中」という視点。

大人しく待てました。

子どもと過ごす時間も多かったゴールデンウィークの最終日は、子どもを褒める視点について。
「褒める」という言葉に惑わされない声掛けをしてみましょう。
子どもが「生きるためのスキルを獲得中」だと考えて声をかけてみるのも一つの方法です。

大げさでなくていい

私は子どもを褒めるときに褒めちぎる必要はないと考えています。
程度は違えど、褒めるという行為は大げささが必要かなと考えがちです。
しかし、大げさに褒めなければ!褒めちぎらなければ!と思いながら褒めると嘘っぽくなりますね。

大げさでなく伝えるには、褒める言葉の選び方で工夫することができます。
「すごいね〜」、「がんばったね」という声かけは、大げさでないと伝わらないような気がしますが、

「新しいものごとを学ぶ好奇心があるね。」
「学校生活を楽しむのが上手だね。」
「物の居場所を決めて元に戻すことができるだね。」

このように伝えるのはいかがでしょうか。
この伝え方だと、テストでいい成績をとったタイミングだけでなく、あらゆるタイミングでも伝えることができます。

何かに失敗したときの声かけにも励ましにも使えます。「〇〇する力があるから大丈夫だよ。」と。
淡々とした表現にはなりますが、感情が波打たずに大人も楽でいられる効果があります。

 

良いときだけ褒めるわけではない

次に、褒める対象・内容について考えてみてはいかがでしょうか。
テストで100点とったから褒めるのは、100点という結果だけが良いということを伝えたいわけではありません。それまでに毎日こつこつ宿題する力や、先生のお話を聞いて学ぶ姿勢や、わからないことを質問できる力などを褒めたいと思いませんか。

良い点だけ褒めるというわけではないという視点は、良い結果を目にしたとき以外の場でも活躍します。

友達とケンカしたときは、
「相手に自分の気持ちを伝えようと努力できたね。」だったり、
「気まずさを感じることができたね。」だったり。

良い点だけではなく、どんなときでも、子どもができることに目を向けて、「できていること」を伝えてあげるのもよいでしょう。

できないことは練習しようねと

そして最後に、子どもがまだ上手にできないことについて。
子どもがまだできないことに関しては、悪ではなく、子どもの特性でもなく、これから習得できるスキルと考えて、「これからできるように練習しようね」というような声かけはどうでしょうか。

得意なこと、得意ではないことがありますから、今できないことを咎めずに済むとよいですね。
子どもができていないことを伝えて、これから習得していこうねと伝えてみましょう。

このような声かけは、子どもへの信頼が伝わりますし、声かけしている大人自身にも良い影響があります。子どもを信じる力がつきますし、声掛けも楽しくなります。

褒めるときの声かけの方法にも色々ありますが、一つの方法として試してみてくださいね。
大人も「声かけのスキル」を手に入れる練習をしていきましょう。

 

【日記】
ゴールデンウィーク最終日。雨。
昨晩次女は私に叱られてしょんぼり。「ママと仲良しだったのに〜」(泣)と。
長女に「ぬいぐるみちゃんと寝ようね」とあやされて寝室へ。牛乳飲みたいと言ってたけど、飲まずに眠りました。(ぬいぐるみを手に持って。)

昨晩目覚ましなしで起床時間を予想。6時までに起床するだろうと予想して5時45分に起床。
朝にブログ。6km/hで1時間。

【something new】
パリジーノ アンド アトリエ ドゥ ママン
十三大橋
新淀川大橋

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