居場所は複数あっていい

道頓堀だけが大阪じゃないけれど、ものすごい観光客でした。

少し前、大学時代の友人と20数年ぶりにばったり会う機会がありました。
私のホームタウンではない、ある地域のイベント。お互い当時のままのテンションで、ものすごく盛り上がり、「ママがこんなにはしゃいでるの初めてみた」というふうなことを娘に言われました。

この友人といるときの自分が好きで、自分らしくいられます。私の居場所を取り戻したような瞬間でした。それなのに、私のこんな姿をみるのがはじめてだなんて…、普段のわたしはどんな感じなのだろう。どれほど自分らしくない過ごし方をしているんだろう、そんなことを考えました。

なんか残念なお話に聞こえますが、そうではなくて、こんな自分もいたな!ということを思い出して嬉しくなり、自分の居場所は複数あってもいいよね〜と考えたのでした。
そこで、複数の居場所について取り上げてみます。

家庭と仕事

あるママタレントさんがおっしゃっていました。3人のお子さんがいらっしゃる30代の方です。「こうやって仕事しているのが楽しい。あっという間。」と。

その気持ちわかるなぁと。3人のお子さんとの生活なので、ゆったりと自分の時間を過ごすこともなく、家庭のことの合間にお仕事をされているのでしょう。
お仕事の合間に家庭のことをしているとも言えますが。

私も、家庭をもってから仕事がより楽しくなりました。
お仕事内容が変わったわけではありませんが、仕事時間はほっとする時間です。
家庭での役割をいったん置いておいて、自分としての活動ができる時間。

そしてそれが許される時間。しんどいこともありますが、仕事すきだな、もっと仕事したい。母親という役割を持って、そう思うようになりました。
同じお仕事をしているはずなのに、不思議ですね。

仕事だけをしているときと比べて、家庭という持ち場をもつことで、仕事に向き合う気持ちが変わるのです。
これは、親業をしながら仕事に取り組む方の大きな力の源ではないでしょうか。

学校と学校以外の居場所

居場所でいうと、
学校という居場所は特殊だなと思っています。地域の子どもが集まって同じ時間を過ごす場所。それが世界のすべてではありませんが、子どもにとっては、そのように思えてくることもあるでしょう。

しかし、その「世界」がよいときもそうでないときもあるかもしれません。
子どもには学校以外のコミュニティがあればいいなと常々思っています。「いつもの学校」ではうまく過ごせないときも、「それ以外」の居場所がある。それだけで、どれほど救われるでしょうか。
逆に、「いつもの学校」ではうまく過ごせるけれど、「それ以外」の場所だとうまく過ごせないこともあるかもしれません。それも学びになることもあるでしょう。

長女には、そういう場所があります。みんな違う小学校に通っているので、学校というしばりにとらわれずに過ごすことができます。
学校を通じて出会ったのではなく、広い世界の中で出会うことができた仲間。

子どもも、学校にとらわれず、自分で自分の仲間と出会ってもよいのです。心の支えにもなるでしょう。

税理士業とそれ以外のお仕事

居場所に近いもので、仕事内容も、いろんなバリエーションがあってもいいのではと思います。たとえば税理士だから税務顧問のお仕事だけに限定しなくてもよいのではないかなと私は考えています。

こうしてブログを書いたりしてもよいですし、写真撮影のお仕事をしてもよいかなと。
いろんなことをしているからこそ見えるものがあり、それぞれに影響を与え合っていますし、おもしろいです。

ひとつのことがうまくいっても、もうひとつはうまくいかないということもありますが、それがいいなと。そして、ひとつに限定していないから手を抜いているということではありません。むしろ、
居場所が複数あると、視野が広がり、もっと大きく見られるようになると思うのです。

そういうことで、いろんな観点から居場所を複数もつことをおすすめします。
MyBestを探すのもよいです。MyBestはその時々で変わることもあります。

複数もつことで大変だと思うのなら、メインを軸に、+「新しい好きな場所・こと」を取り入れてみるのはどうでしょう。楽しいと負担ではないですからね。

【日記】
長女ダンス教室へ。次女見学。注目を受けて恥ずかしく退散。かわいい衣装をお借りしてテンションUPです。2人で教室に通う日もくるのかなぁ。
退散後は、図書館へ。帰宅後は2人とも本の虫です。長女は本を読み出すと話しかけても聞こえません。
私は山盛りの洗濯など。また週末にためこんでしまいました。

【something new】
agoda

 

 

 

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