代々木上原駅。東京でも駅で短冊に書いたりするんやぁと妙に感心してしまう。
7月に入りました。
7月は税務署の年度初めで、12月までは税務調査に力を入れる時期だと言われています。
税務調査については、漠然と不安に感じている方は多いのではないでしょうか。
むやみに不安を感じる必要はありませんが、基本的なことについて確認しておきましょう。
税務調査の連絡が来たら
税務調査の頻度。3年、5年、7年、10年と言われたりもしますが、私の経験では10年に一度が最も多い気がします。申告納税を適正に行っていればそれほど頻度は高くないものかもしれません。(業種にもよりますし、税理士の関与がある会社だからかもしれませんが…。)
しかし、税務調査の連絡が来ても、特に慌てる必要はありません(きちんと申告納税ができていれば…)。頻度が高くない分、ドキッとしてしまうかもしれませんけれど。
もし、税務調査を行いたいと事前通知が来たら、お電話で来ることが多いでしょうから、
・担当者の名前と所属
・調査内容
・希望日程
を確認しましょう。
場所の希望はお聞きしても、必ずしもその場所で行う必要はありません。
準備しなければならないのは3年分の帳簿や請求書類など。調査対応には3日くらい必要だと考えておきましょう。
立ち会いが必要な場合、希望日時を税務署にお返事する前に税理士に依頼しましょう。
調査官のイメージと実際
税務調査の調査官のイメージというと、一様に怖く厳しいイメージがあるかもしれません。
実際には、税務調査の調査官にもいろんなタイプの方がいらっしゃいます。年齢も性別もお人柄も様々。
調査官の方々もお立場がありますので、さすがに和気あいあいとはいかないでしょうけれど、心の「葛藤」が見え隠れすることもあります。敵対したいと思っているわけではないけれど、仕事柄警戒されてしまいますもんね。
年齢は、一見、調査官になってご経験が浅そうだなという方もいらっしゃれば、ベテランの方もいらっしゃいます。社会人経験としての年数も多くない方もいらっしゃいます。こちらの方が、経理経験も社会人経験も長いこともあるでしょう。
私の経験からは、ちょっとしっかり調べようとする場合、ベテランの調査官の方がいらっしゃる印象です。経験の浅い方は、規模も大きくなく、複雑な論点はなさそうな会社の調査にいらっしゃるか、ベテランの方と組となっていらっしゃることが多い気がします。
たまたまかもしれませんが。
調査官の方がいらっしゃっても、特に身構える必要はありません。過度な「おもてなし」も必要ありません。通常のご対応を行いましょう。おやつやお昼ご飯のご準備は必要ありません。
税務署員との物品や飲食のやりとりを固く禁止されるようになり、お茶をお断りする調査官もいらっしゃると聞いたことがありますが、個人的にはそのような経験はありません。
税務調査にかかる時間
税務調査といえば、調査官が会社に来て行う実地調査が一番気になるところでしょう。
実地調査は、10時頃から16時頃まで3日くらいかけるのが一般的です。15時や午前中に終わることも。逆に内容次第では調査日数はどんどん長引く場合があります。
日数は、質問事項に早々に対応して、他に指摘がなければ、2日や1日で終わるケースもあります。
なお、実地調査の対応については、3日間、社長が税務調査中ずっと同席する必要はありません。最初のご挨拶と聞き取り、そして最後のご報告とやりとりに同席いただくことが多いです(税理士立ち会いの場合)。
残りは調査結果を待つことになります。細かなやりとりは税理士と調査官で行われることが多いので、顧問税理士がいない場合には、ご自身でお電話での対応などもあるかもしれません。
調査結果までおおよそ1か月少しで終わることが多いのですが、これはスムーズなケースです。論点がある場合は長引きます。
とはいえ実際には、かかった時間もさることながら精神的なしんどさの方が多いかもしれませんね。
税務調査についてイメージが湧きましたでしょうか。
もし税務調査がきたらどうしようと気になるくらいでしたら、申告前に税務署や税理士に確認して申告書を提出したほうが気持ちが楽かもしれませんね。
【日記】
雨。長女月曜日は水泳がある日で、帰宅後くたくたで、寝落ちしていました。お肉とアイスでやや復活。日曜活動した翌日はがんばっています。
次女はごきげんに登園。最近元気が有り余っています。
【something new】
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