「お菓子あげるから手伝って」。ご褒美でお願いする是非

「きのこの山」より「たけのこの里」が人気だそうです。

子どもにお手伝いをお願いする時、つい「お菓子あげるから」「タブレット見てもいいから」と言ってしまうこと、ありませんか?でも、実はこれを少しずつ減らしていけたらいいな、と思った話です。

つい言ってしまう「お菓子あげるから」という言葉

家事や炊事を手伝ってもらいたいとき、子どもに対して「お菓子あげるから」とか「タブレット見てもいいから」と交換条件を出してしまうこと、ありますよね。親として、子どもの喜ぶことをよく分かっているからこその作戦です。(汗)

ガミガミ叱らなくてもいいし、成功率が高いので、ついそのような頼み方になってしまいます…。切実な気持ちならなおさら。

でも、これを習慣にしてしまうと、いつの間にか見返りを期待するようになってしまうかもしれません。

実は、そんな時こそシンプルに「手伝ってほしい」とお願いしてみるのも一つの手です。「今日は疲れててお料理が難しそうだから、手伝ってくれる?」と正直に伝えてみましょう。

 

見返りがなくても手伝ってくれることがある

子どもは意外と、見返りがなくても手伝ってくれることがあります。もちろん、断られることもありますが、その時は「どうして手伝いたくないの?」と理由を聞いてみるのも良いですね。「ちょっと疲れてるから」「今はゆっくりしたいから」と言われると、大人も「その気持ち、分かる…」と思わず共感してしまいます。

でも、少し時間を置くと「やっぱり手伝うわ」と言ってくれることもあります。それは、子ども自身が気持ち的に満たされたり回復したとき。大人も、少し休憩を挟んでからの方がやる気が出るのと同じです。帰宅後少し一息入れたいのにすぐに「〇〇して」と言われてもしんどいですもんね。

さらに、寄り添ってくれたり、やさしくされたり、褒められたりすると、やる気がわいてくることがあります。タイミングを変えれば、手伝ってもいいなと思っているかもしれませんよ。

 

お手伝いを喜んでもらえることが大切

子どもが手伝いをすることで「役に立っている」という実感が湧くと、それが自信につながり、自己肯定感も高まります。そのためには、「ありがとう」と感謝の言葉や「助かったよ」と褒める言葉をかけることが大切だと言われています。お菓子やタブレットといった報酬に頼るのではなく、心からの感謝を伝えることで、子どもも自然と手伝うことに喜びを感じるようになるのでしょう。

報酬を前提にすると、見返りがないと手伝わない、見返りがある「仕事」は「嫌な頼まれ事」のはずだという価値観に偏る可能性があります。それよりも、人の役に立つこと自体が喜びになるような経験を積ませてあげたいですね。

 

【おわりに】長女(9歳)に「褒めてもらったらどんな気持ちになるの?」と聞いてみました。

長女:
褒めてもらったら、自信がなくても、自信が入ってきてやる気がでるし、もっと褒めてもらいたいと思って色んなことを取り組もうとするよ!
自信がたっぷりあったら、さらに自信が倍増して、よっしゃ〜もっともっと褒めてもらうぞ〜って自信が増えるよ!
たった一言のありがとうでめっちゃ嬉しいねん。さらっと「ありがとう」と言われたとしても。目線合わして「ありがとう!」って言ってもらったらもっと嬉しい。とっても嬉しくなるねん。

「目線合わして…」というくだりにドッキリしました。褒めてほしい〜という気持ちが伝わります。大人が子どものちょっとしたがんばりに褒めたり喜んだりすることが、お手伝いを喜んで行う原動力になりそうですね(^^)

【日記】
私の作戦はいつも予想を超えた結果になります。
まずは睡眠。熟睡したくて、大人4人が眠れるスペースに娘2人と3人で寝ることに。
気づけばいつも左右から挟まれて、1枚の布団に3人で寝ています。
つぎに朝活。5時起床。どうだ!さあがんばろうという5時半に、次女起床。
そして寝かしつけ。触れ合い不足で寝ないのかな?寝る前にたくさん遊んで盛り上がってがんばりました。今日はもう熟睡でしょう!私ももう眠いしおやすみ!からの2時間寝ない。(昨晩)
そんな毎日を楽しんでいます。

【something new】
Notionであれこれ
菓心小望月 わらび餅 (次女もはまりました)

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