子どものGPS利用の落とし穴(私の失敗談をもとに)

みてねみまもりGPS。

子どもにGPSを持たせています。どこに行ったのか、どの道を通ってくるのかがわかり、大きな安心材料になります。ちょっとしたお出かけでも、いざという時にGPSで確認できるのは心強いものです。子ども同士の遊びの約束でも、〇〇時までに帰ってくるように伝えつつ、居場所がわかる安心感があります。しかし、子どもにGPSを持たせたからといって、完全に安心できないことがあることに気づきました。

通信障害のリスク

GPSは「通信回線」を使うサービスです。
携帯電話もGPSも、めったに通信回線にトラブルがあることはありませんが、皆無とは言えません。大手キャリアでも、長時間の通信障害が起こったことがあります。

GPSも例外ではなく、通信障害が発生したことがありました。そして再起動が必要になったのです。私が使っているGPSは、スマホアプリで電源を消すことはできますが、GPS本体がなければ再起動できないという仕組みになっています。

先日も、娘がGPSを持ってお出かけしている途中で再起動が必要なことに気がついたのですが、どうしたらいいのかと途方に暮れました。
スマホで電源を消すことはできても、電源を入れることができない…。

このような事態も想定しておく必要がありますね。

本体の不具合

いつもは、登下校に使っているGPS。普段からお友達と一緒に登校、下校するので、それほどGPSを気にしていません。充電も4ヶ月くらい持ちますので、充電切れの心配も殆どありません。

ある日、娘がお友達と公園で遊ぶとのことでGPSを持たせました。しかし、しばらくして気づいたのです。追跡機能が機能していないと。
「移動履歴はありません」と表示されるだけで、娘がどこにいるのかわかりません。娘が「お知らせボタン」(「緊急ボタン」)を押していたとしても、私には届いていないかもしれません。

GPS本体の動作確認を出発前に行うべきでした。(毎回確認するのは大変ですが…)

さらに、問い合わせ方法はメールのみ。今すぐに居場所を知りたいのに、メールの返答を待つしかありません。そして返答は「リセットしてください」。
本体が手元にないので、どうしようもありません。

 

通知を見逃すリスク

最後に、GPSの通知を見逃すリスクがあります。
先日、仕事の打ち合わせ中に、GPSの「お知らせ」ボタンが押されていましたが、仕事に熱中していて気づきませんでした。娘がいつもと違う経路を進んでいても、スマホの通知を確認していなければ気づきません。

持たせていても意味がない状態になり得るのです。常に注意を払う必要があります。

このように、GPSを持たせていることが安心につながるとしても、GPSだけに頼ることはできませんね。

  • 充電や動作確認など、基本的な確認を定期的に行いましょう。
  • GPSに不具合があっても対応できるよう、別の連絡手段も確保しておきましょう。
  • 子どもとのコミュニケーションを大切にし、どこに行くのか、誰と行くのか、何時に帰るのかを把握しておきましょう。

GPSは便利なツールですが、それだけで子どもの安全を守ることはできません。
私のひやっとした体験もご参考GPSだけに頼らなもとに皆さんのお役にたてればと思います。
テクノロジーと人間のコミュニケーション、両方のバランスを取ることが大切です。

GPSは、私たち親の不安を和らげてくれる便利なツールですが、それに頼りすぎず、私たち自身の判断力と、子どもとの信頼関係こそが何よりも安心につながるのだと気づきました。

私の「ひやっとした経験」から、GPS活用について考える親御さんのご参考になれば幸いです。

 

【日記】
昨日鉄棒で額を打った次女。青くなり少し触れただけでも大騒ぎ。まぶたも赤くなっています。
長女は風邪ぽく。急に秋めいて来たので体調気をつけなければです。
眼科検診、打合せなど。同支部の大先輩とお話する機会をいただき嬉しかったです。
午前中はサーバーアカウントの凍結に気づかず、気付いた頃には焦りました。

【次女語録(4歳)】
・「昨日(さくじつ)」を習得しました。いつから?と聞くと、「さくじつ」と。
・「毒がたまっている」(から寝られない)。
・「じゅうっとままだいいよ(ずーっとママがいいよ)」。

【something new】
サーバーアカウント凍結解除

 

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