当事務所は税理士完全対応です

お客様に感謝

事務所開業以来、代表税理士完全対応を決めています。
代表税理士といってもひとりですが、私はお客様と直接接するお仕事を続けたいと考えています。子どもの頃は人見知りで、人付き合いは緊張しがちだったので、人生どうなるかわからないものですね。

このように思えるようになったのもお客様のおかげです。ずっと向き合っていきたいと思うお客様との出会いがこの考えを確かなものにしてくれました。ほんとうにありがとうございます。

今日は仕事をめいっぱいしていましたので、保育園のお迎えが遅くなりました。その時にふと思い出したのです。保育園にダッシュでお迎えに行って、疲れた気持ちで娘の支度を急かしていた頃を。疲労困憊で夕食作れない〜という気持ちも覚えています。
でも今日はそうではない。いっぱい仕事したけど、清々しくて身体も軽くて「お迎えに来たよ〜」と余裕あります。「〇〇ちゃんと一緒に帰りたい!」と、もたもたする娘に、まあいいよ〜と応えてあげました。

こういう生活を送ることができることにしみじみしながらお客様に感謝しました。

ひとり税理士の限界

話は戻りまして、
独立してこれまでよりたくさんの方のお役にたちたいと考えています。ありがたいことにお声がけいただくことも多く、嬉しく思っています。
法人の経営者の方も、ご自身の所得税の申告もありますのでこの時期のご相談は増えますね。

そうこうしているうちに、私ひとりで対応する限界も見えてきます。

税理士完全対応をしようとすると、一緒にお仕事できるお客様の数には限界があります。
税理士業界では一人が担当できるお客様の数は、20〜多くて30社くらいと言われているようです。毎月2社の決算があるイメージですね。ですから、顧問としてお客様とお付き合いするとなれば20社くらいが限界です。事務などもひとりで行うとすれば、もっと少ない数になるでしょう。

これまでの経験からも、20社は簡単ではありません。毎月の決算業務を行いながら、その他のお客様の対応をするとなれば、お待たせすることも多くなります。年末調整や法定調書の時期になれば、それらの業務も加わります。

自分が望むお仕事の質を保とうとすれば、20社とのお付き合いは簡単ではないということになります。

職員対応と税理士完全対応との違い

私は前職の税理士法人で13年の勤務経験があります。以前は税理士事務所でのアルバイト経験などもあります。一職員としても、税理士としても、お客様と対応した経験があります。そして今は代表税理士として対応しています。

1 税理士法人の職員(税理士資格なし)
2 税理士法人の職員(税理士資格あり)
3 税理士事務所の代表(税理士資格あり)

この3つの立場でお客様を対応してきました。
私自身の考え方は変わらず、いつもお客様に向き合ってお仕事をしてきました。経験の浅い深いはありますから、ベテランという意味では今が一番頼りになるのかもしれません。しかし、経験が若い頃は一生懸命で、今とは違う初々しさがありました。しかし初々しさはバックに代表税理士がいるからこそ良しとされるものでしょうね。

税理士登録をした後は、税理士登録前にはわからなかった責任感を持ちました。それまで想像できなかった気持ちでした。登録したからこそ気づくことができたのだろうなと理解したものです。説明は難しいのですが、仕事に対しての気楽さがなくなったように思います。税理士法に定める責任の重みも知らなかったんですね。

そして独立後は、また違った気持ちを感じています。勤務時代は、代表税理士のお客様という気持ちがあったのでしょうね。いくら一生懸命にお客様の対応していても、事務所の方針がありますから自分の方針でできないこともありました。
今はお客様に対すること全てを自分が決めることができます。自分で対応することもできます。そしてそれが経営そのものであり、自分に直接フィードバックされるというシビアさもあります。

このように考えると、代表税理士完全対応の思いというのは勤務時代とは違うものです。そして独立間もない頃はもしかしたら初々しさもあるかもしれませんね。情熱的に働くことができる限られた期間かもしれません。この期間に出会うお客様とのご縁を楽しみにしています。

 

【日記】
あたたかくなりましたね。
次女、ふとんちゃんとかぶるから、あかちゃんの服(スリーパー)着なくてもいい?といいながらも、あかちゃんの飲みものをのんで眠りました。赤ちゃん気分でハイハイすることもあります。
長女とはカードゲーム「レシピ」で遊んで勝つこともあり大興奮。勝てない「おねえちゃん」に勝つと嬉しくてたまりません。

【something new】
税務ソフトのデータインポートなど

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