なぜ動かないのか。リモコンで操作したりバーで操作したり。
うまくいかないときには切り分けて考えましょう。
問題はひとつなのかどうか
何かがうまくいかないときには、そこには大きな問題があるように見えてしまうことがあります。
まるで解決しがたい大きな問題がひとつだけ、そこにあるように思えてしまうのです。うまくいっていること、うまくいっていないことが混ざっているはずなのに、全体としてうまくいっていないように考えてしまいます。
あれこれつなげて考えてしまうと問題が大きく見えるし、混乱して解決の糸口が見つかりにくくなります。
そんなときには、切り分けて考えましょう。
問題を切り分けて考える
そのような場面は仕事面でたびたび訪れますが、今回の例として我が家の「寝かしつけがうまくいかない問題」を取り上げてみます。
次女が眠るのが怖いというので、私は毎晩寝かしつけています。これがうまくいかないのです。私は、子どもたちが寝たあとにやりたいことがあるから早く寝て欲しいと思っていますが全然眠りません。
5分経ち、10分経ち、どんどんイライラしてきます。私が眠ってしまうのもだめなんです。起きていて欲しいと起こされます。(もちろん起こすことに腹が立って怒ったこともありますし、眠っている人を起こすことの是非ついて丁寧に説明したこともあります。
でもそれを理解しているのかどうかに関わらず、次女は私を起こさずにはいられないのでしょう。)
そうすると、子どもが眠った夜にやることを持ち越してしまう自分が悪いのだと思ってしまいます。夜の時間をアテにする自分が悪いのだと。それがすべての原因で、「早起きしてやることをやったり、日中なんとかすれば解決する」と勘違いしてしまう。
でもこの問題、「私さえがんばればなんとかなる」問題ではないのです。
もし、私が夜にやることがなくても、同じことで悩むでしょう。眠らないことによるイライラは、やることがない分だけ減りますが、眠ってくれないという問題は残ります。
次女が寝ない理由で考えられることは色々とあります。まず次女は保育園でお昼寝をしているから眠くないという事情があります。そして、布団に入って数分後に牛乳が飲みたくなるという「習慣(?)」のせいでもあります。
その他にも、風邪をひいていて心細かったり、夜に今日あった嫌なことを思い出してしまっているかもしれません。もしかすると花粉症やなにかが隠れている可能性もあります。
そのように考えると、次女が寝ない=私の行いのせい と考えるのは短絡的で思考をサボりすぎで自己憐憫に酔っているのであって。解決策に向かうためには「自分が考えたいように考える」のではなくて紐解くべき問題を整理していかなくてはいけません。
そのように考えると、次女の睡眠と「私が夜にやるべきことを持ち越しているかどうか」は直結することはないのです。(間接的な影響はあっても)
問題を解決したいなら
人は、考えたいように考えてしまうのでしょうね。きっとそう考えるのは自分にとって都合もよいのでしょう。
けれど、問題を解決したいなら、客観的に問題に向き合えるといいですね。自分だけで難しいようでしたら誰かに話しを聞いてもらうのもよいでしょう。
そうすれば、問題をこじらせないで、細かく紐解くことができるのではないでしょうか。
それでももし絡まりあった問題を解(ほぐ)せなかったら、細かい結び目からひとつずつ解いていくと、その次の結び目も解けるかもしれません。
「大元の原因」と思い込んでいることを解決するのを目指す前に、まずはできるところからはじめてみましょう。
【日記】
確定申告期限。最終チェックや納付確認など。タスク整理も。
掻きすぎたのが目がぼやけます。
風邪で体調が怪しげな次女でしたが、元気いっぱいの「ただいま」に安心しました。長女は咳こみ中。今週で小3おしまいですね。仲良しのお友達とまた同じクラスになれたらいいなぁと願っていました。
次女も年長に。長女に、「もう年長さんやろ〜!」と言われることも増えました。まだまだあかちゃん気分です。
【something new】
アラミスト 点鼻薬で目のかゆみもおさまるということを聞いて。