バランスをとることが目的じゃない

お肉もお野菜もバランス良く。

バランス良く、ということを意識していると
バランスを追求すること自体が本来の目的に取り替わっていることがあります。

バランスが良いことに安心する

レストランで、

お肉をいただきたいなと思ってお肉料理を注文しましたが、
いざお料理がでてくると、お野菜もたくさん添えてありました。

お肉たくさん食べたい!という気持ちもありましたが、
どこか安心した気持ちもありました。
お肉もお野菜も「バランス良く」食べられることに安心したかもしれません。

よくワークライフバランスと言われますが、
私たちは「バランスをとりたい」と考える傾向があるようです。
生活と仕事のバランスをとることが私の最近のテーマでもあります。

バランスが目的になっていないか

しかし、バランスをとること自体が目的になってしまうことがあります。

例えば、ライフワークバランスをとろうとして、プライベートの時間を重視しようとするあまり、
本来の仕事の優先順位を下げすぎたり。
成果を上げることを忘れてしまうこともあるかもしれません。

バランス良く食べることを考えるあまり、食べたいものを食べなかったり、
本当は必要な栄養が足りなくなることがあるかもしれません。
本来の目的が健康維持だとすれば、本末転倒になる場合があります。

バランスは目的と共に変化する 求める結果が出ているかどうかが重要。

最適なバランスは、目指している途中でわかるものではないように思います。
日々の状況によっても変化もしていくでしょう。

バランスを過剰に追求することが、逆にストレスや不安を引き起こすことがあります。
肉たべすぎたー!とか、遊びすぎたーとか、仕事しすぎたーとか。

ライフワークバランスの場合、
自分自身の人生を豊かにし、充実させることが究極的な目的であったはずですから、
「片方」が充実したなら、それを楽しむことも許容しましょう。
どちらもこなすことを考えるあまり、完璧主義になりすぎて、
結局どちらも満足できないということにもなりかねません。

バランスの良さを追求することは大切ですが、
そのバランスが目的になってしまわないように。
バランスを追求することは目的ではなく、目的達成のためのあり方であることを思い出して、
バランスの取り方を見直してみることも必要かもしれません。

【日記】
・大人だけでランチ(何年ぶり!)。
・夕飯は子どもに大人気の母のおにぎりとスープ。
・姉に主導権を握られがちなテレビ。姉がダンス教室に出発し留守番になると、ここぞとばかりに「メルちゃん見る!」とのびのびしている。
・姉帰宅直前にレゴブロックの作品を壊してしまって、おろおろしてる。「おねぇちゃん、おねぇちゃん、ごめんなしゃい」と真っ先に解決しようとするところが良いところ。

【新しい道具】
・ぞうさんのジョウロ。

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