クレープ屋さんのはや技。
いつもやっていることが、
誰にでもできる「簡単な」ものかもしれないと自信を無くしそうなことがあります。
「簡単そう」に見えること
いとも簡単そうにやっていることの中に、
日々洗練され続けてきた技があったりします。
冒頭の写真ですが、クレープ屋さんの鉄板は200度くらいで、
時間をかけてしまうと一瞬でこげてしまうそうです。
実際に、生地を流し込むとものすごい湯気が立っていて、鉄板の熱さが伝わります。
写真を撮っても良いですか?と話かけると心よく応じてくださいました。
お話しながらでも悠々と生地を焼いていらっしゃいます。
一見簡単にやっているようですが、
それまで何枚焼いてきたのか、どれくらい練習を重ねてきたのか
そういうことを考えていました。
「簡単そう」だから尊重してもらえないこともある
私たちの業務の中でも、まるで「簡単」にやっていることがあります。
仕訳を切ること、試算表の作成、所得の算出、申告書の作成など・・・。
言うまでもなく、苦戦することは良くありますが。
「簡単に」やっているように見えるのか、
それに対して報酬を払うことを渋られることがあります。
いつだったか、「実費でお願いします」と言われることがありました。
「実働時間×時給」でお願いします、という意味です。
時給は、「経理のバイト」くらいの設定で。
こういった場合には、安く安くしても満足いただけないと思います。
「仕事自体」に対して尊重していただいていないのが伝わります。
必要じゃない仕事にお金をかけたくない、と考えているのでしょう。
「簡単そう」に見えるのは鍛錬があったから
反対に、こちらの「日常的な」お仕事に対して、ものすごく感謝していただけることがあります。
例えば、減価償却費の計算や申告書の作成や法定調書や年末調整など、通年の仕事などで。
仕事なので当然とえばそうですので、感動に近い感謝を言われることは
それほど多くありませんから、
「自分にはできないことをやってもらって、ありがとうございます」、というように、
考えてくださり、感謝されると、心に残りますし励みになります。
この方は、知的労働に対して相応の報酬を払うのは当然だと
いつもおっしゃってくださいます。
振り返ってみると、ここまで来るためにどれほどの労力を費やしたかわかりません。
私が今も使っている電卓は、簿記を始めた時に買ったもので
28年くらい使っています。
簿記1級に合格するまで6回くらい受けましたし、
税理士事務所での経験も10年以上はあります。
ものすごい長い間、「修行」してきました。
それに胡坐をかくつもりはありませんし、
10年以上「修行」したら十分だという類のものでもありません。
まだまだ鍛錬が必要ですし、新しい技を取り入れていきたいとも考えています。
それでも今の自分がお役に立てることに対して尊重していただけると嬉しいです。
ありがとう、と、おっしゃっていただけるその時々が、自信につながっています。
これからも、そういう出会いがあることを楽しみにしています。
【日記】
*ぷ*
・早く起こしたけど、すこぶる機嫌が悪い。頑な。大泣き。
と思ったら、「メルちゃん」をテレビで流した途端に超ご機嫌で笑い出した!
頑固さと切替の速さと。
・厳かな会の途中でも大声で「おうちかえりたい~」連呼。
*ね*
・旗手を務めました!ひとより早く始めたことで、旗手を務めたのだと思うけど、
ひとよりたくさんがんばってきた、その積み重ねだから、この一コマが本当に誇らしかった。
「めっちゃ緊張したけど、めっちゃ嬉しかった!」とのこと!
【今日の活動】
・旗手
・募金活動
・クレープ