一回限りの関係。
単発相談をご依頼いただくこともあります。
単発相談の内容
単発相談をお願いされることがあります。顧問税理士がいらっしゃる場合もありますが。
例えば、以下のようなことでご相談をいただきます。
- 顧問で税理士にお願いするつもりはなく、申告書の作成を自身でやっているけれど
チェックして欲しい、わからないところを教えてほしい。 - 所得税と住民税の算出のされ方や仕組みがわからないから教えてほしい。
- 人を雇おうと思うけれど、必要な手続きについて教えてほしい。
- インボイス制度にともない、自社に必要な対応がかわからない。
- 自身の考える数値と試算表の数値が乖離しているので原因を突き止めてほしい。
- 減価償却費の計算をしてほしい。
- 所得税申告書はできたけれど、消費税の申告書を作成してほしい。
隠れた要望
表向きは上記の通りでも、隠れた要望があるのかなと感じています。
隠れた、というのは言い過ぎかもしれませんが、例えば以下のようなことです。
- 申告書を自分で作っているけれど、税理士に外注した方が良いか悩んでいる。
- 所得制限にひっかからないようにしたい。
- 雇用が増えた場合の労務事務について知りたい。
- 顧問税理士が説明してくれないので教えてほしい。
- わかりやすく簡単に説明してほしい。
- 経営のアドバイスが欲しい。
- 税理士を変更したいが、試しに話してみたい。
前段で取り上げた当初のご相談内容と比べて、
場合によっては踏み込んだ内容になりますね。
税務業務の作業だけでは解決しにくいものもあります。
単発もメリットあり、顧問の良さもあり
隠れた要望がでてくるのは、一定期間にアウトプットがある単発だからでしょうか。
もしかすると単発だからお話しやすいこともあるのかなと感じています。
顧問税理士がいらっしゃる場合でも、慣れ合いや惰性により、身動きがとれないかもしれませんし。
単発の関係の方が距離感があり、新鮮な目で見られるというメリットもあります。
能力の差があるというよりかは、距離があるメリットでしょうか。
ご依頼者のお話も新鮮にお聞きすることがきますし
一回きりのご相談だと次がありませんから、後回しにできないのもメリットです。
表向きのご依頼内容と、隠れた要望について探りだし、一定の期間で、一定のアウトプットをしようと試みます。
一方で、顧問税理士だから提供しやすいものがあるなと感じています。
会社のことも隠れた要望も、短い期間では把握しきれないことがありますし、
仕組みの変更などは、単発では取り組みが難しいと感じています。
税理士との関係は顧問契約だけではありませんしそれぞれのメリットがあります。
今回の単発のご依頼がひと段落しましたら、別記事で書き足してみたいと考えています。
【日記】
昨晩の妹。寝ぼけて叫んで立ち上がったと同時に走り出し扉に顔激突、転倒、大泣き。
動物に追いかけられた夢でも見たのかな。
今朝は、二人同時に送りだし。保育園到着してもなかなか準備してくれない。
進級にとまどっているのかおふざけの行動や妙な踊りが増えていて。
「ママのおちごとちたいの。」ブログ書きたいそうです。