冬休みは紙のドリルをやっています。余白に書けるのは紙のよさですね。
算数の問題に向かう長女をみて
長女は算数が得意ではないといいます。それなのに冬休みなのに算数のドリルに取り組んでいるので、実は好きなのかもしれません。本人はヒマやからやってる、とのことですが。
それで、せっかくなので、採点をしたり、わからないところを一緒に考えたりするのですが、
間違った問題も、一緒に紐解いていくと、実は理解しているようなのです。「慌てて解こうとするから答えにたどり着けていない」。そのように見えます。
例えば、問題を計算式に落とし込んだ上で、計算結果としての数字を答える問題で、
余白部分に数式を書き込んでいる問題は解けているけど、書いていない問題は間違っています。
さらに、余白に計算式を書きこんで解いている問題でも、「きれいに」書いている問題は正解していて、
字がつぶれていたり、余白がせまくてうまく書き込めなかった問題は間違っています。
書くことで答えにたどり着く
このように、自分の思考を、うまく書き込むことができれば、回答に行き着くことができるのは、大人も同じではないでしょうか。
なぜ書かないかというと、書くことでひとつの手順を省略し、より早く回答にたどり着きたいからだと思います。ひとつの段階を飛ばしてしまいたいのでしょうね。あわてんぼうなのかもしれません。
けれど、あわててしまって結局回答にたどり着けなかったら、急がば回れになります。また、着実にひとつずつ解決することで、自分の「土台が積み上がる」ことを逃してしまうことにもなりかねません。
だって、まるで1つに見える問題も、もっと小さな問題が合わさっているものですし、この小さな問題をひとつひとつクリアしていくことが、回答につながる道だからです。
簡単な例でいうと、「124 + 567 = 」という3桁の問題は、1の位の合計、10の位の合計、100の位の合計の組み合わせです。
ひとつの位ずつ足せば解くことができるのに、3ついっぺんに足そうとすると、ミスすることもあるし、わからなくなることもあるし、イヤになることもあります(どうやらケタが増えるとイヤになるようで。汗)。
大人も書いてみよう
問題は違えど、大人も書いてみませんか。問題がすっきりするはずです。
書き方のおすすめは、
・きれいに書く
見返すためにも必要。
何を書いたか、何を考えたかがわからないメモだと意味がない。むしろ誤答につながるかもしれません。
これはあるあるなのですけれど。
・さっと手書き
考えることに集中するために手書きをおすすめします。キーボード入力などに違和感ない方はデジタルがいいのでしょうね。ちょっとでもPCの入力操作のために神経が奪われると、その作業に気が向いてしまって、自分の思考に集中できないから。好きな方を選びましょう。
ただ、TV業界を経験したADの方にお聞きしたことがあります。とっても忙しい中で、さっと手書きが殆どだったと。資料でも、小道具でも、保管段ボールのメモも。テプラで〜とか、パソコンで〜とか言っている間に次の用事が入ってきてしまい、忘れてしまうそうです。ADの方と同じ状況とは限りませんし、現在は違うのかもですが。
・多く書かない
多く書かないことで、大事なポイントがクリアになるからです。少なく書くためには、自然と考えるようになります。言語化能力が必要なこともありますが、そのこと自体が問題解決につながる1歩となっていることが多いですね。
ちょっとはじめのお話からズレたかもしれませんが、書いてみるのはおすすめというお話です。書いてみると、複雑に見えてたけどそうでもなかった、と思えるかもしれませんね。それだけで一歩前進です。
【日記】
考えがまとまらず友人を誘いカフェへ。タイミングよく近況報告などを。楽しかった。話すことに夢中になって写真とれず。帰りに寄ったデパートは激混みでした。新鮮なものを買おうとしたらこの時期になってしまいますが、昨年もやってしまったな〜と思ったような。汗。おいしいものには抗えないのかもしれません。
娘たちは公園へ。空前のおでんブームです。よく食べるようになりお米は4合炊くように。3年前は誰もお米食べなかったのに⋯。おでんは次女と作りました。「こんにゃくがちくわになるの?」とファンタスティックな質問もありましたよ(^^)
おでん作り中、長女は今日も算数に取り組んでいました(笑)
【something new】
たねや ぜんざい