急なお迎えもたびたび。
育休からの復職時、フルタイム勤務にするか時短勤務にするか悩みました。
ベストな選択肢は今でもわかりませんが、時短を選んだことがあります。
その経験から、仕事上の犠牲は多いけど「時短だとうまくいくだろう」という考えはなくなりました。
私自身の問題や環境もあり、上手にできなかったからであって、
実際には、もっとうまく両立されていらっしゃる方も多いでしょう。
それでも、時短だとうまくいくよね♪と根拠なく考えていた過去の私に諭す気持ちで、
復職後の両立が難しかった理由を書いてみます。
スケジュールを組み立てにくい
とにかくスケジュールを思うように組むことができません。
今日はこれして、明日はあれして、明後日は訪問して、と
組んでいた予定がことごとくキャンセルすることになります。
子供の体調不良のため保育園からの呼び出しがたびたびあります。
熱がでると解熱後○○日は登園(出社)できませんし、ベビーシッターを頼れません。
病児保育というものもありますが、幼い子供が体調不良でいつにも増して親にそばにいて欲しいし、
それが安心にもつながるのに預けるのもなかなかハードルが高いです。
当然ながら余裕をもってスケジュールを組んでいますが、
出たとこ勝負であり、非常に非効率的です。
ここ数年は特にコロナ禍が負担を大きくしました。
体調不良を過度に警戒する日々。登園自粛や、保育園閉鎖、濃厚接触による自宅待機など
毎日が登園できるかどうか不安であり、長期間出社できない可能性も高く。
実際にたびたび休むことになり、時間の確保がしにくかったです。
体力を充足させられない
私の場合は、産後の疲れが癒えないまま復職しました。
完全に癒えた状態や、産前の体力のままで復職する方は稀ではないでしょうか。
それに加えて、幼い子供との生活で、ともするとよく風邪をもらってしまったり、
夜泣きやぐずりのため睡眠不足のまま出社することもあります。
体調万全でない日がデフォルトだったりします。
それに、仕事をしている日中がマイペースに過ごせて楽だな~、と思うほど、
家では休みがありません。
自分のペースで過ごせる時間がない(家事も含め)のです。
そんな状態で復職するので、ちょっとした自分の時間をとることも難しくなり、
当然ながら体力を回復させる機会がありません。
1~1.5時間時短だからと何かが変わるでしょうか。
「体力回復させてね。」、「少しでも休んで。」と送迎を担当してくれるパートナーがいれば
状況は違ってくるかもしれませんが、たいていの場合は、「時短だから送迎して」となるでしょう。
結局、送迎の時間を確保できるくらいで終わることでしょう。
やることも消耗も増える
育休復帰時は、まだ幼くて手のかかる子供がいる状態なので、育児だけでも精一杯。
いつでもべったり、自分の時間は与えられません。家事をする時間もありません。
我が家はお休みの日も私が一人で子供を見ているので、余計そうなのかもしれません。
週末だけでも大人が複数人いると状況は違うのかもしれませんね。
そういう日々を経験したことがないのでわかりませんが。
年に数回の連休でもお家が綺麗になるので、だいぶ違うのだろうとは思っています。
ともかく、育児が増え、家事も増えるので、やることが増えます。
時短で得た数時間でこなせるくらいなら良いですが、
想像していたようにあてがわれた時間をめいっぱい家事に回す事はできません。
仕事で消耗していますのでなおさら。
その他にも、復職後の仕事で消耗することはたくさんあります。
・長く休んでいたことの申し訳なさや焦り
・めいっぱい仕事ができないもどかしさ
・子供の体調不良で遅刻早退する気まずさ
・時短なのにそれなりに仕事を任せられてしまい
・給料は低いけれど結局定時で帰ることができない
これらの悩みも気持ちをすり減らせることになるでしょう。
おわりに
このように、時短勤務が楽と思っているととんでもないということです。
特に女性は、仕事以外の家事育児負担の面でも多くを担うことがあるでしょう。
逆に言えば、時間を確保する仕組み・体力気力を充足させる・消耗を減らす
ということが、復職後の仕事を快適にするヒントになるかもしれません。
復職前に作戦を練ってみてくださいね。
【日記】
次女、架空のフルーツを配っています。自分はいちご、私にはブルーベリー、姉にはぶどう。
私がいちごをもらおうとすると、「私がいちご」と。いちごが好きなんです。
夜になって、私がブログを書きたいから次女を相手にしなくなると、とっても悲しそうな顔をします。ブログを朝に書きたいのに夜泣きが激しいから朝起きられません。
長女は夏休みを目前にしてワクワクが高まっています。学校から持ち帰ったピアニカを弾いています。YouTubeで弾き方を見て弾いていました。いまどきですね。