ひとり仕事では意識的に「非ひとり時間」を持ちましょう

ひとり仕事をうまくやるのに必要なのは、「ひとりじゃない」時間だと思っています。
ひとりを選んだのに…?という疑問が湧くとすれば、それが思わぬ落とし穴なのです。
ひとりだからこそ、ひとりじゃない時間を意識的に作っていきましょう。

ひとり仕事の弱点

ひとり仕事の弱点は、ひとりであること。
真っ先に思い浮かぶのが、何かあったときのリスクです。事務的な対応ができるのも「自分」しかいません。

この点については、規模が大きくなるとリスクも大きくなっていくと考えられますが、ひとり仕事ではある程度は対策できる部分もあります。何かあったときにご迷惑をかけるという意味では、複数人がいる会社でも起こり得ることですね。

そういう対外的な弱点の他にも、会話の壁打ち相手がいないこともひとり仕事の弱点ではないでしょうか。会社員では、同僚やチームと話せたり、上司に報告、部下に伝える、取引先と話すなど、お話する場面が自然と設けられますが、ひとりだと何も行動しなければ、話し相手が登場することはありません。

これがひとり仕事の弱点になってしまうことがあります。

ひとりではできないブレインストーミング

独立して間もないときに、この弱点が特に影響するような気がします。ある程度、自分の軸が定まり、方向性も明確になってくると、それほど困ることはないかもしれません。ただし、新しいことを始めたり、今と違う状況を求めたりする場合にはその限りではありません。
自分に変化を求めたり、独立して間もない頃は、いろいろと考え決めていくことがあり、自分の方向性ややり方など判断に迷うことが多いものです。そういうときに、自分以外の人との会話が助けになることがあります。

どこかで見ましたが、人は話をすると、気持ちが落ち着いたり、考えが整理されたりするという研究があるそうです。これは女性に強く現れる傾向かなと思っていましたがそうではないようですね。男性にもあてはまるようです。

私も話をすると考えがまとまり、やるべきこと、やりたいことなども見えてきてすっきりします。会話を通じて、「今日お話できてほんとうに良かったな」と思えるようなことを何度も経験しています。相談にのってもらうという場だけではなく、お互いがただただ会話を楽しんでいるだけ、という状況であってもです。

「相談相手」、「師匠」というような上下関係のようなものがはっきりしている関係や、一方的にお世話になる関係でない「話し相手」と、ただただお話をするだけで大いに自分の助けになることがあります。一言でいうと、「ブレインストーミング」の場なのでしょう。

複数人で意見を出し合って、新しいアイデアを生み出したり問題解決策を模索するような機会が、ひとり仕事で見落とされがちではないでしょうか。

意識的に「非ひとり時間」を持ちましょう

私も、独立後のことを振り返ってみると、ワクワクしたり楽しいと感じたのは、「人と会ったとき」です。ひとりだから最高〜!というよりかは。時間や選択肢を得たことで、会いたい人に会えるようになったからです。

そして、楽しかったと思えるのは色んな要素がありますが、自分の方向性を確認できたり、やりたいことがでてきたり、新しい着想を得たりすることも大きな理由の一つです。

そういうわけで、ひとり仕事をする方や経営者の方には、会話をする機会を意識的に作ることをおすすめしますが、お相手は誰でもよいというわけではありません。お会いしたいと思えて、ストレスを感じない相手がよいでしょう。尊重している気持ちから気遣いが生じる相手だとしても、萎縮しないで過ごせるような方を思い浮かべてみてくださいね。

ブレインストーミングはお互いに自由に意見を言い合うこと、批判せずに肯定的に聞くことで、集合知を発揮しようとする方法ですから、そういう相手として好ましい方と考えるとよいですね。場合によってはメンターやコーチという存在かもしれません。

ひとり仕事だからこそ、誰かと会話する機会を意識的に持ってみるのはいかがでしょうか。
きっと新しい力が湧いてくるでしょう。

【日記】
今日は子どもたちは大好きなシッターさんと。家族のような存在だと言っていて夜までいてほしいとせがみます。一緒にいるのに子どもたちは読書したりくつろぐ時間も。それなのにシッターさんをお見送りする時間になってもっと遊びたかった〜と。いつものことですけれど。
確定申告の仕事を少しして、その流れでデータ整理とか今後や来年のために仕組みや環境見直したりとすると時間がどんどん過ぎていきました。仕事は、その前後の時間も大事ですね。
今日も雪交じりの雨が降るくらいで、「寒いな〜」と言うと次女がチャンチャンコを後ろからかけてくれました。何かいいことをするときは、それまで「見ないでね」と言います。今日も「見ないでね」が3回くらいありましたよ。

【something new】
ビアードパパ ちびっこパティシエセット
2つ作れます。長女パティシエ、あふれるほどのクリームを入れた夢のシュークリームをつくっていました。

 

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