通勤電車に乗らない生活を知る

混雑する人気店も空いているときに。

独立して初めて気づいたことの一つに、「通勤電車にのらない生活」があります。通勤電車を使わない生き方があることは、頭では理解していましたが、どこかで「自分とは関係のない世界」と思っていました。仕事をする以上、通勤電車に乗るのは当然だと考えて、乗らない選択肢を考えることもありませんでした。

通勤電車は避けられないものだと思っていた

私は通勤電車が本当に苦手でした。
東京に暮らしていた頃、田園都市線などの混雑率が非常に高い路線を利用していて、毎朝が憂鬱でした。傘の骨が折れるくらいで、たった3駅でも体力的にも精神的にも消耗する日々でした。

混雑を避けるために時間をずらしても1〜2時間だと全然効果がありません。バスに変えても同じです。自転車で通ってみたり始発駅付近に住んでみたりといろいろと工夫してきましたが根本的な解決にはなりませんでした。

大阪に移ってからは東京ほどではないものの、それでも快適とは程遠い状況でした。混んでいる電車になんとか乗り込んでポジションを確保して、周りを気にしながら揺れに耐えて、降りない駅なのに出口付近にいる自分の立ち位置を憂いながら、扉が開くと同時にものすごい勢いで降りようとする人々の邪魔をしないように動きながら、目的の駅まで乗り続けるのです。そんな中、「もっと良いポジションで快適に電車に乗る方法はないだろうか」と考えていました。

しかし、気付いたのです。「そもそも混雑した電車に乗る」という前提がおかしいのではないかと。「混雑した電車に乗らない」ことの方がずっと簡単です。

通勤からの解放

独立して「通勤」に縛られることがなくなると、満員電車とは無縁の生活が始まりました。仕事をする場所や時間を自分で決められるようになったことで、「混雑した電車に乗らない」という選択肢が現実となったのです。

例えば、自転車や徒歩で移動することも可能になりました。これまで「通勤」という枠組みの中で考えていた移動手段が、独立後は自由になり、自分にとって最適な方法を選べるようになったのです。また、「リモートワーク」という働き方も現実的な選択肢となりました。

会社員時代にはリモートワークが認められないことに疑問を感じていましたが、それは経営者側の判断によるものだったのでしょう。従業員の効率化が図れるかどうかは問題ではなかったのでしょうね。経営者の一存で決まるものだったのだと思います。独立後は自分自身が経営者となり、自分で働き方を決める自由を得たことで、日々の通勤のストレスから解放されました。

働き方そのものを見直す

満員電車でストレスを感じながら「電車内ポジション争い」をするよりも、「そもそも通勤しなくてもいい方法」を考える方がずっと簡単です。この気づきは、他の日常的な習慣にも応用できるかもしれません。「当たり前」と思い込んでいることを疑い、新しい視点で見てみることは、自分の可能性も広げることにつながるかもしれません。

独立して初めて体験した「通勤電車に乗らない生活」。通勤電車を辞めることで、通勤電車がどれだけ苦痛だったかを改めて認識し、同時に、それによるストレスや憂鬱から解放された喜びを感じています。

そして、新しい視点を得ました。働き方や生き方について考え直す良い機会となりましたよ。通勤電車の大きなストレスと引き換えにしなければならなかったものは何だったのかと今になって考えています。もしかすると、ストレスが大きかったことが行動する原動力になったかもしれませんね。

 

【日記】
終日外出。夕方までお仕事。今日は「ご丁寧にありがとうございました」とたくさん言っていただけました。嬉しかったです。
のどがイガイガし花粉の影響が気になるところです。雪がパラつく天気で、長女は「吹雪いたから遊びにいくのをやめた」そうです。くもんは行きました。昇給試験にも合格。国語が得意で、いつも解くのが早いねと言われるようです。
次女はごめんなさいが言えるようになりました。謝るようなことをするのは辞められず、長女とケンカしてごめんなさいを言うというのを繰り返しています。

【something new】
カフェラトリー 濃厚クリーミーカフェラテ デカフェ
デカフェの美味しいカフェラテを探し中。KANUのデカフェラテが好みだったのですが手に入れにくく。

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