税理士事務所に勤めるデメリット【税理士を目指す人向け】

税理士事務所で経験を積むメリット【税理士を目指す人向け】
に続き、デメリットについて。
長期戦になりがちな税理士資格取得。税理士事務所勤務が長期間に及ぶとすれば・・・。

労働条件

この業界は、給料水準が著しく低いと言われています。
私の場合、月収で30→20くらいの違いはありました。
東京→大阪の違いかなと思っていましたが。。勉強不足でした。

その他にも、残業代がでないというのもよくきくことで、
賞与支給日が決まっていない(遅くなり支給されるかどうかわからない)、
約束された賞与が理由の説明もなく支給されない、なども。

法律で決まった有休が付与されないこともあります。
これらがコンボでやってきたとしても、
同業者には驚きもされず、「そんなもんだよ」と言われるような業界です。

(もちろんそういった会社ばかりではないですが、驚かれないくらいには多数派です。)

「普通」の感覚で入社したら、残業代出ない、有休ない、などに対して想定外すぎて驚きます。
人材会社もそこには言及しません。(きっと今は違いますよね。。)怖い世界です。

 

労働環境

箇条書きになりましたが、こういったことも。一部あったり複数あったり。
・全社で一つのメールアドレスを使用
・在宅ワーク不可
・IT活用には積極的でない・紙多い
・紙で事務所があふれる
・知の共有が少ない
・引き継ぎがない
・入社後即担当持つ(異業種からの転職でも)
・仕事を教えてもらえない
・入れ替わりが激しい
・担当が定着せず顧問先満足度が低くなる
・顧問先からのいわれのないクレームも担当者が対応
・激務多忙残業多い
・労働時間で評価される
・どんどん荒む
・所長は事務所不在がち
・監視されることも
・事務所運営系統が整っていない
・気持ちの入った挨拶は必要とされない
・資格試験以外の自己研鑽をしている人に出会いにくい(仕事と資格勉強で余裕なし)
・おもしろい活動をしている人に出会いにくい(仕事と資格勉強で余裕なし)

何となく税理士に近づいた気持ちになってしまう

税理士事務所に勤めたことで、ゆるむ気持ち。
税理士になるための一歩を進んだという、前進したぞという気持ち。

たしかに最終的に税理士登録するには実務経験は必要だけれど、
資格取得よりはるかにやりようがあり、資格取得が先かなと。
税理士事務所経験者に驚かれない業界の特徴が、資格取得に有利な環境かどうかと言えば…。

実務をしながら学べば入ってきやすいというのも、あるようでないような。
それほどインパクトがあることでもないかなとは思います。
色んなデメリットを覆すほどではなさそうですが、いかがでしょうか。

資格勉強の面でも、資格取得は自分と向き合うものであり、
同僚と切磋琢磨するような関係も見たことはありません。

資格取得は資格学校で言われているよりも長期戦になるでしょう。
労働環境が資格取得には不利な場合は特に。

上にあげるようなデメリットがない会社もあるでしょうけれども。

昔より情報がオープンになり、
これまで入社しないとわからなかった「業界の特徴」がよく知れ渡るようになりました。
そうでない会社も、自社の特徴をアピールしやすく、外部からも探しやすく。

税理士を目指す=税理士事務所(上記の特徴があるほう)に勤める という図式について、
一度考えなおしてみてもよいかもしれません。

【日記】
訪問あり。気温35°。訪問を楽しんで気温で消耗したため寝かしつけと共に私もぐっすり眠れそう。
室温24°。寝る前の遊びあり。22時半にようやく眠ったのでブログを!と思ったら、何度も大泣き。
鼻が痛いとのこと。明日保育園だからかな、と勝手に紐づけて想像してしまいがちですが。
牛乳もいらないと。これはもしや・・・体調変化の前触れかもしれません。

夕飯は母お手製のカレーライス。長女の大好物。大喜びでした。次女も完食。

【次女睡眠日誌】
朝一番「いちごチョコを食べられた」と泣いている次女。夢をみたようですが現実のように泣いています。寝言もいろいろ。「みたかった(テレビ)」「たべたかった」など。
昨晩は21時30分寝かしつけ22時頃就寝。牛乳23時半、2時頃に牛乳。「ぎゅうにゅうたりない」とリクエスト。その後は朝まで。空調24.5°。
朝晩はやや眠りやすくなったようすでした。

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