便利なはずのe-Taxに、たびたび悩まされるのです。
今日は「イメージデータ送信」(PDF送信)するまでに、悩まされたお話です。
「e-tax」は電子送信できるから便利
e-taxの便利なところは、紙で印刷しなくてもよいこと、電子データを送信することで、郵送しなくてもいいこと、すぐに届けられることです。
例えば、
修正があったときに、印刷しなおす必要がありません。
税務署に確定申告書を提出するときに、紙で提出すると、税務署提出用、お客様お控え用、事務所控え用と最低3部印刷しますから、少しの修正だったとしても差し替えの手間がかかります。
また、提出期限ぎりぎりの場合にもe-taxが助けになることもあります。システムさえ稼働していれば、提出期限ぎりぎりの深夜23時59分まで受け付けてくれるので、郵便局の消印に間に合うように走るよりは猶予があります。
(言うまでもなく、そのような運用自体は推奨されるものではありませんが。)
「e-tax」は何でも電子送信できるわけではない
そんな「電子データの送信」による申告書・申請書類の提出ですが、不便なこともあります。
「電子で送ることができる」と言っても、どんな書類でもPDFにして送付できるということではないからです。
送信データ形式が決められていて、拡張子が「.txt」のデータなどが送信対象です。
このデータ形式は、e-taxソフトを使って申告書・申請書などを作成したり、税務ソフトを使うことで作成することができますから、e-taxで電子送信できるものは限られていると言ってもいいでしょう。
しかし、例外として「PDF」で送ることが認められているものもあります。
「イメージデータで送信可能な手続」と言われるものです。
これらは、書面等で作成した申請書・届出書等をイメージデータ(PDF形式)に変換し、e-Taxで送信することが認められていますが、イメージデータで送信可能な手続は、厳密に決められています。
「イメージデータで送信可能な手続一覧」が国税庁webサイトに掲載されており、これに該当しない手続きについては、郵送などで提出しなければならないとされています。
「イメージデータ送信可能な手続き」検索なしでも送信できた
そして、冒頭のe-taxに振り回されたお話に戻るのですが、今回「イメージデータ送信」をしようとして躓きました。最終的には送ることができたので、その経験をシェアしますね。時系列でご説明します。
1.e-taxで送信したい「届出書」があり、国税庁Webサイトによれば、「イメージデータ送信」できるような記載があった。
2.「イメージデータ送信可能な手続検索」をしたら、該当する届出書(汎用手続名称)がヒットしなかった。検索ボックスから検索しても、目視で検索してもなし。
3.郵送しかないのかなぁと悩みつつ、e-taxで手続きを進めてみる。
「申告・申請データの新規作成」から、「イメージデータ送信可能な手続」を選択。
4.「イメージデータ送信可能は手続検索」に該当のないものはダメだと再度念を押される。
見落としかもしれないので10回は検索したけどなかったので、諦めモード。
でも、同じような他の手続きは可能なのでおかしいなと猜疑心もあり。
5.無視して手続きに進む。すると、手続き名検索ボックスが出てきました。イメージデータ送信対象をシステム上で制限しているのですね。
6.手続き名称で検索したら、提出したかった「届出」出てきました。
始めから、e-taxシステムで確認を進めていれば、こんなに手間取らなかったのに(汗)
こういうこともあるのですね。
なんだそんなことかという顛末ではありますが、ご参考になればと思います。
紙で印刷し郵送してしまった方が早く確実のような気がして誘惑がありましたが、データ送信できたのは良かったです。
【日記】
会社分割手続きに関する届出書や関連手続きのため調べ物。e-taxも手間取ってしまい⋯。取り寄せた書籍にもWebにも直接的な例は載っておらず。集中して調べて仕上がると充実感ありました。
長女が絵日記を書いているのですが、おもしろくて読み応えあり見習いたいです(涙)
次女は相変わらず布団をかぶらずに寝ています!!「暑がりんぼ」だそうですが、それにしても⋯。帰宅後は肌着で過ごすこともあり、湯船に浸かるのは苦手です。
【something new】
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