業績予測の立て方

予測不能。

納税予想をするために業績予測をすることがあります。
事業年度開始から数ヶ月経過後に、事業年度終了時の予測をする際には次のようなことを参考に計算します。

今期の実績を参考にする

たとえば下半期の実績を予測するときに、上半期の実績を参考に計算する方法です。
上半期が100だったとすると、下半期も100だろうとする考え方です。
期間を基準に考えるので、一番単純な予測方法ともいえます。

季節の変動を受けないような費目の場合、この方法が一番シンプルでしょう。
しかし、季節変動の影響を受けるような場合には、次の方法も検討しましょう。

前年同期間の実績を参考にする

それは、前年同時期の実績を元に予測する方法です。
今期の下半期の7〜12月の予測をする場合に、前年同時期の7〜12月の数値を参考にする方法です。

この「前年同時期の実績」を参考にする方法は、「今期の実績」による方法よりも、「過去」の数値を参考にしますが、季節変動要因を盛り込むことができます。
例えば、「年末の12月は売上が大きくあがる」、「夏は光熱費があがる」などといった影響を予測に盛り込むことができます。

決算で計上するものを加味する

その他には、決算時に計上することの多い費目についても確認しましょう。

そのひとつが、減価償却費。
毎月計上することが望ましいですが、そうでない場合には、決算月に1年分計上されますので、業績予測に大きく影響しますので、要チェックです。
長期前払費用の当期計上分や、税込経理の場合の消費税の計上も同様に確認しましょう。

その他、棚卸しによる影響、決算賞与の有無、資産の除却や、
経過勘定(前払い、前受、未収、未払い)による期ズレがないかについても確認して適切に予測していきましょう。

決算による業績への影響が減るように、毎月の試算表に反映させる方法がおすすめです。
また、業績予測をより正確に算出するためにも、「適切な勘定科目に割り振る」、「毎期同じ費目に対し、同じ勘定科目を使用する」、といった日々の経理処理もコツコツと行っていきましょう。

【日記】
長女お休み。微熱ウロウロ。今日の図工が待望の紙粘土だったことを思い出し嘆いていました。1日中家にいる修行をやり遂げたと言っていました。。元気そうです。
次女は最近よく眠れています。機嫌も○。牛乳はやめないらしく、「大人になっても飲むの?」と聞くと、「大人は牛乳飲まないじゃん」何いってんのと言わんばかりでした。

【something new】
ある検査。

 

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