決算時にお伝えしていること

見通し。

年に一度の決算報告。その時にお客様にお伝えしていることがあります。
お伝えしながら、お客様の事業の見通しをお聞きできればいいなと考えています。

前年との業績比較

今期の納税額や決算金額とは別に、前年や過年度の業績との比較資料をお持ちします。
ご自身でもご確認されていらっしゃることと思いますが、改めてご一緒に確認しています。

過去の数値との比較ではトレンドがわかります。

今なら5年比較で、コロナ前から今までに至る影響がみえます。影響の度合いは、事業内容に左右されますので一概には言えませんが、事業者様ごとの流れが確認できます。

そしてコストの推移。光熱費や一定のコストの増加や減少、原価率や人件費率の推移。
原価率や人件費率が上昇傾向なのか、一定なのか。既にご承知済みのこととは思いながらも経営判断にもお役にたつこともあるかなと考えています。

売上推移、コストの増減など、比較すると見えてくるものがありますので、
決算時には、過年度の数値との比較をしてみましょう。

 

翌期予測

今期のトレンドから翌期の予測も行っています。
たとえば、「前年と同じくらいの業績だったら」、「前年よりやや業績がよいと見込まれる場合」、「前年後半と同じように推移した場合」は、などで予測します。

繰越欠損金がなくなったとき、保険解約が見込まれるときなどには、納税額の確認も。

そうして、こちらから予測数値をお出しした上で、経営者の方のお話をお聞きします。
「この経費は削減する予定です」、「人件費が増える予定です」、などをお聞きすることができますので、事業展望などをお聞きしたり確認するための「たたき台」としても活用できます。

 

会社の評価額

株価評価は、事業承継を視野に入れられている場合には、お話させていただきます。
複数名にわかれている株主を経営者一族に集中させたいとき、
後継者に株式を集中させたいときなどです。

おおまかな株価評価にはなりますが、いつ贈与や譲渡をされるご予定なのかをご検討いただくきっかけとしてご活用いただいています。
(贈与や譲渡実行を前提とした評価を行うには、詳細な算定が必要です。)

また、第三者への事業承継をご検討される場合にも、会社の評価額についてお話させていただきます。
買い手の需要ありきの金額ですから、ひとつの参考としてのご提示になりますが、試算表に基づき計算いたします。

事業承継を進められたり、事業譲渡をお考えになられるためのひとつの材料として。

色々と取り上げましたが、お聞きになられたいお話をお届けすることを意識していますので、あえてお話しないこともあります。決算をひとつの機会にして、お考えをお聞かせくださいね。

【日記】
次女が通しで寝てくれて感動。一緒に寝ると嬉しそうです。

昨日は3月決算、訪問、資料・データ送信など。
今日も税理士業を中心に。

【something new】
無印500
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ある申込み

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