40代だからできること


ニコマコス倫理学(出版社:京都大学学術出版会)

40代は折り返し地点通過済

40代は年齢でいうと、折り返し地点を過ぎたと思ってよいでしょう。
仮に80歳までイキイキと活動できるとしても、
40代はすでに人生の折り返し地点を過ぎています。

会社の中でも、子育てを通じても、自分は次の世代にバトンタッチする世代に「とうに」なっていたんだということを感じさせられる日々です。
今思えば30代はまだ、伝えることよりインプットや学びが多いタームだったように思います。
(40代も引き続き学びは多いですが!)

40代だからできること

40代が折り返し地点を過ぎたと認識することは思いのほか大事なことではないでしょうか。40代だからできることについて真剣に考えるようになります。

まず、50代以降に比べて。
・体力がある
・新しいものや変化を受け入れられる
・やり直ししやすい
という特徴がありそうです。

つぎに、30代までに比べて。
・(親や他人のためではなく)本当に自分が望むことについて考察できる
・(突っ走るのか立ち止まるのか等を)情動に任せず行動できる
・(たいていの場合はこうだろう。と)判断できるような経験値がある
そんな気がします。自分の場合ですが。

(「たいていの場合はこうであろう。」というのは、アリストテレスのニコマコス倫理学ででてきた解説です。)
アリストテレスは「若者は倫理学の聴講者としてふさわしくないだろう」と2000年ほど前に言っています。
倫理学に詳しいわけではありませんが、「若者でないからこそできることがある」と言っているなと思いました。(若者というのは年齢だけのことではなく経験値や考察力などのことを考慮するようですが。)

ちなみにアリストテレスの倫理学は「幸福になる方法」について説いたものだと言われています。

40代の私の決断は

おおげさなタイトルですよね・・・。
自分の時間を確保しブログを続けることを、新しい一歩としてテーマにしていましたが、
子供の体調不良に向き合うと時間と体力の確保が難しくどうしようかと思っていました。次第に自分の体調も思わしくなくなってきて。
・このままでは続かない
・無理するのが目的ではなく続けるのが目的なのだから
・作戦を練り直そう

と思い作戦を変更しました。
「限界に近づいた。このまま突っ走るのはやめよう。」と思えるのが40代。
30代なら体調を崩してでもやっていたかもしれません。

さて、新しい作戦は、
・時間的に厳しい日は「あっさり目」にする
・一日の早い時間に時間を確保する
・1週間で5日投稿する
というものです。

・ゆくゆくはタスクを全て洗い出し時間割を作る

これでやってみようと思います。

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