女性、男性に求められる役割の変化

裾上げ(裁縫)は私担当…。

一昔前と比べると、女性、男性それぞれに求められる役割が変わってきているのを感じます。
今更ではありますが、家庭科ってあったな〜と思い出しましたので、取り上げてみます。
もしかしたら、家庭科は女子生徒だけの授業だったことを知らない方も多いのでしょうか。

女子は家庭科、男子は技術科

私が通っていた中学校では、家庭科は、女子生徒だけの授業でした。男子生徒は技術科の授業で。

その当時、家庭科では裁縫や料理の授業がありました。
刺繍などの裁縫と、料理に取り組んだ記憶があります。
印象に残っている料理の授業。お鍋でぐつぐつほうれん草を茹でました。火を前にしてあぶなっかしい人もいて。栄養の話の記憶が鮮明です。ほうれん草の根元のピンクの部分に栄養があるから、できるだけ根っこに近いところを切るように言われました。

同じ時間に、男子生徒が技術科で何をやっていたのかは今でもわかりません。
ロボットやパソコン技術だったかもしれませんね。おもしろそうです。
きっと家庭科の方に興味を持つ男子生徒もいたことでしょう。

今では家庭科と技術科は別々ではないと聞いています。1993年頃からだそうです。だいぶ前だったんですね。。

 

女性と男性の大学進学率

教育分野では、授業内容だけではなく、大学進学率も変化がありました。

大学進学率 女性 男性
1984年 12% 37%
1990年 15% 33%
2000年 31% 47%
2010年 45% 56%
2018年 50% 56%

1994年に21%だった女性の大学進学率は、2018年には50%を超えています。

祖父母世代は、女性は進学をする必要がない(学も必要ない)と言われていたようですね。
私も年配の方から、女性だから大学に行く必要はないと言われたこともあります。男性にはかなわないよ、とも。
きっと、家庭科で学ぶ内容が何よりも女性に必要な能力だと考えられていたのでしょうね。

 

女性税理士の比率

さて、女性は家庭を、男性は仕事を、とされていた性別による役割分担の変化は、税理士業界にも少なからず影響したことと思います。男性社会と言われる税理士業界も、女性税理士の割合が年々増加しています。

税理士全体のうち、女性の割合は2018年時点で約15%。
税理士全体が8万人だとすれば、1万2千人くらいが女性という計算ですね。
2008年は約12%。それ以前はもっと低い割合だったことを考えると、女性比率は増え続けています。

もっと最近の数値では、2022年の5科目到達者数の内、女性の割合は30%になっています。
5科目合格者10人中3人が女性。少なくみえますが、現在の女性割合の15%と比較すると多くなりました。

女性として、大学への進学も税理士へのチャレンジも必要ないと思われていた時代は変化して、今があります。そんなこともあったな〜くらい昔のことですが、家庭科の授業をきっかけに思い出したのでした。性別役割分担の考え方も変わってきました。時代にとらわれすぎずに、新しい時代をすすんでいきましょう。

【日記】
次女検査通院。長女メガネ受取、制服購入。
午前M&A部署の方と面談。よいご縁が続きます。

次女語録
ふりかけおはんだいい→ふりかけごはんがいい
ちゃっち→さっき、1時間前、昨日、一週間前、昨年
ぼーいん→びょういん
ほーくえん→ほいくえん
ちゅにばびあ→シルバニア
おうじちゃまだ→王子様が
まってくだちゃい→まってください
いいでしゅか→いいですか
ちとぅ〜→チク

【something new】
Money tree

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