「きみのこころをつよくするえほん」
大阪市より、福祉事業の一環として配られました。
子どもにも届きやすいシンプルで書かれた「こころをつよくする方法」。大人にも響く内容になっています。
落ち込んだり、疲れたり、悩んだときに、手にとってみてはいかがでしょうか。
「つよいこころ」って?
このえほんの書き出しは、「つよい こころって どんな こころ?」
たしかに、つよい心ってどんな心なんでしょうか。
このえほんでは、
・しっぱいしてもがんばれる
・いやなことがあってもげんきでいる
このようなこころが「つよいこころ」だとシンプルに語っています。
さらに、
しっぱいしてもういやだ!となっても、ないちゃっても、
「また げんきに なれるんだ。」とつたえています。
そして、アップダウンする気持ちを繰り返すことが、
「きみの こころを つよくしてくれるんだ!」と浮き沈みする挿絵を通じて説明されています。
もやもやとつきあう
でも、そんな簡単にはいかないこともありますよね。
おこられたり、うまくいかなかったり、けんかしたりすると、もやもやするし、
ときどきもやもやがおおきくなって「おおあばれ するときが ある」。
このえほんでは、もやもやするきもちは 「だいじなことを おしえてくれる ともだちなんだ」と示してくれます。
もやもやするときには理由がありますよね。自分の気持ちを教えてくれます。見逃せない気持ちだからこそ大切なことを気づかせてくれるのが「もやもや」なのですね。
そして、もやもやがあばれだしたときには「きみがたすけてあげるんだ」とかいています。
自分の一部のように思える「もやもや」を、別のなにかのように語りながら、「たすけてあげることができる」気持ちだと教えてくれます。
元気になるシンプルな方法
そして、元気になる方法をいくつも提示してくれます。
今すぐ取り組めることを一部ご紹介します。
・いきをすってはきながら 1から5までかずをかぞえる
・すきな いろの クレヨンで おおきな かみに ぐるぐる してみる
(ペンでもいいですね。大きな紙がよさそう!)
・からだにちからをギューといれて 1から5までかぞえる
その後スライムみたいにだら〜んとちからをぬいてみる
・おきにいりの おんがくを きいたり うたったり おどったり
・だいすきで むちゅうに なれることを やってみる
(ちょっとむずかしくても)
続きは是非えほんを手にとってみてくださいね。
かわいらしい絵柄もおすすめです。
【日記】
珍しく朝の通勤列車に。混雑帯は徒歩か自転車がいいですね。改めて。久しぶりに1日中缶詰で過ごしたら頭がオーバーヒートしそう。今年の確定申告のスイッチが入りました。
ひとりで抱えきれないことがあるメリットは、人を頼れること。困ったときにはたすけてくれる人がいることを思い出してと、えほんにも書いています(^^)
夕ご飯は子どもたちの大好物のドリア。その後におやつも。食べ盛りです。一緒にゆったり夕食をいただきました。
【something new】
kitchen玄三庵 身体に染みるお弁当に救われました。