夏休み直前!宿題をやらない子供との向き合い方。

ひと桁の足し算。ふた桁の足し算。
そんな「簡単な」宿題、早くやってしまってほしい。
そう思うのは親の方ですが、
子供にとっては初めての足し算。とってもハードルが高いものかもしれません。

 

宿題をやらない時の声かけ

宿題をやらない。これは「アニメ」などでもあるようなよく聞く話でもあり、
宿題がある限り、いつやるのかという問題はある意味当然起こり得ることでもあり、
驚くほどの事でもない出来事の一つではないでしょうか。

それなのに、いざそういう我が子に対峙する時、
その「よくあること」に対する親の「反応」、例えばどう対応するかについては
あまりバリエーションが準備されていないような気がしています。

口をついて出てくる、
「宿題やりなさい!」「まだやっていないの?」「いつするの?」。
まだよくても、
「終わったらおやつ食べようね」「明日はがんばるんだよ」。

アニメの影響かどうかはわかりませんし、
アニメが一般的な家庭を表現しようとしているなら、やはりよくあることなのかも
しれませんが、そういう対応を量産してしまっているように感じています。

他の声がけや考え方はありませんでしょうか。。

やり始めるだけで良し

そういう「よくある」声がけをしないとすれば、どのように反応すれば良いでしょうか。
必ずしも正解だとは言えませんが、一つ挙げてみたいと思います。

物事はとにかく取り組み始めることが大変で、
やりはじめた時点で80%は終わっていると言われます。

大人だって、やらないといけないことがあっても
とにかく腰が重いことがあるのではないでしょうか。
ところが一度始めてみると思いのほかスムーズに進んだり
どんどんやる気がでてきてやり続けるということがあると思います。

このように、「やり始めることが一番大変」だという考えをもとに、
「とにかく取り組み始める」ことを目標に
励ましなどの声かけをしてみてはどうでしょうか。

やらない理由

子供がなかなか取り組まない理由としては、
・全部やらないと認めてもらえない
・間違っていると認めてもらえない

ということがあるように思います。
たしかに、せっかく取り組んだのに、全部やってないと指摘したりしてしまいがちです。

子供も、そうなることを見透かしていて、
宿題をすることに対するハードルが高いと感じているかもしれません。
そこで、完璧を要求せずに、「取り組み始めることを目標」にしてみてはいかがでしょうか。

たくさんの宿題、取り組み始めただけで認める。
間違っていても認める。
取り組みはじめたことに対して、大いに認めましょう。

これは自分のことにも言えると思っていまして、
完璧にできなければいけないと思うと難しい課題になり、荷が重く、手が付けられず後回し。
ですが、ちょっとだけでもやってみようかと思うと行動できたり、進んだりします。

子供もきっと、
全部間違いなくやった方が良いし、できればやりたい
とは思っています。

ゼロか100かではなくて、中間があっても良いのではと。
途中でできないようでしたら、余力があれば、手伝ったり励ましたり
一緒に取り組んであげればいいですし、
そうできなければ、取り組んだことを認めて、よしとしましょう。80%できたんですから。

叱り続けるわけにもいきませんし。
取り組み始めることも、全部やることも、間違いなくやることも、全部スキルだと考えて
できない場合は、スキル(習慣)を習得していないものとして励ましましょう。

完璧を目指して、何をするにも躊躇する考え方より、
とにかくすぐ行動できる、とりあえず手をつけられる、
そんな習慣をつけてあげられるように考えてみてはいかがでしょうか。

 

【日記】
しっかり暑くなってきました。空調も難しく心地よい空間を模索中です。
訪問が複数あるとそれなりに疲れますね。夕方にようやく疲れが癒えてきたようです。
母と妹が差し入れをもってきてくれました。暑い3連休を持て余していたので嬉しかったです。
仕事以外で大人と話すことがめっきり減っていましたので気分転換になりました。
夕食は長女のリクエストでからあげ。ニコニコ食べる姿がたまらないです。
次女は牛乳たくさん。「牛乳のみたくなってきた」と。
「しんどくなってきた」、「テレビみたくなってきた」など、伝え方は控えめですが意思は固いです。

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