税理士事務所の「未経験可」求人の中身

事務所に向かう人々。

税理士事務所の求人。いつでも募集があり、未経験でも可というものも多いです。
未経験でも可能ですが、お給料は相場よりもかなり少ない〜少ないことが多いです。
税理士取得のための下積みという考え方なのでしょうか。

そして、「未経験可」だけをみていると見落としがちなものとして、仕事内容があります。
「未経験可」とする事務所の仕事内容はどこも同じではありません。むしろ全く違うこともあります。

未経験可能で入社した場合の仕事内容

未経験可能の求人の仕事内容は大きく3つあります。
・担当あり
・内勤のみ
・庶務中心

です。

担当ありにも、いろいろあります。
監査担当だけではなく、社会保険や給料計算も含んでいる場合や、
一人で担当するのではなく、複数名のチームで担当する場合など。

内勤にもいろいろあります。
会計入力が中心のお仕事や、会計入力だけではなく、決算書作成まで担当する場合など。
補助入力者と言われるこのお仕事は、締切も会社ごとに様々です。
厳しい締切を設定されている会社もあれば、ゆるい会社もあるようです。

最後に、庶務業務中心。
経理や税務に関するお仕事は殆ど触れることがなく、会社の庶務事務手続きがメインです。
電子申告やファイル整理・作成などのお仕事、請求書の発送などの業務もありますが、税理士事務所での経験を考えてる場合には物足りないお仕事かもしれません。
物足りないですが、暇ではなくむしろ忙しい事務所も多いでしょう。

税理士を目指す方におすすめは「担当あり」

このうち、税理士を目指す方におすすめのお仕事は、
「担当あり」のお仕事です。

お客様と直接接して、経験を積むことができます。
ただし、税理士資格取得のための時間を確保できないくらい多忙になる可能性が高いです。ましてや未経験なので、お仕事についていくことに必死で、勉強が後回しになるかもしれません。
そのため、資格取得まであと1科目(しかも勉強済)など、資格取得に目処がたっている方にはおすすめできますが、その他の方には「残業なし」、「繁忙期なし」ということを確認したほうがよいでしょう。

内勤はどうなのか

内勤のみの場合は、どうでしょうか。
未経験の方が、税理士業務について、順を追って成長していけそうな気もしますが、「主担当ではない」立場での会計入力は、目的を見失いがちです。主担当に修正してもらえる、確認してもらえると思うと、会計入力が、作業になってしまうことがあります。

担当者として入力すると、また違ってきます。事業内容、損益推移、予想などいろんなことを経営者の方とお話するための意味を持つことになるからです。
不明な出金も、収入も、すべてを自分で確認していかなければ決算書を作ることもできませんし、すべてを曖昧にしておくことができません。

そういう一つ一つのことが経験になりますから、同じ会計入力でも、意味を持ちやすくなるのではないでしょうか。

未経験で、いきなり担当を持つことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、税理士を目指しているなら、担当ありのお仕事をおすすめします。
ただし、資格取得が後回しになりそうな場合はおすすめできません。

税理士事務所の「未経験可」の求人については、中身がいろいろです。
「未経験可」だけではなく、中身も確認してみましょう。

【日記】
雨。長女は自転車で遠出、1日中野外活動。転んで擦りむいて帰ってきました。4回も。サポーターも必要でしたね…痛そうです。
次女は「一人っ子」を満喫。私はキッチンの大掃除を。雨の日は掃除しがちです。読書も。

【something new】
キッチンの棚設置
大きいマットを手洗い
牛乳なしで寝かしつけ

 

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