会計ソフトへの入力方法は一昔前と大きく変わりました。以前は、レシートや資料を見てひとつひとつ入力するスタイルが一般的でしたね。
いま現在、会計入力の方法は、「目視（目で見て）手入力」する他に、
・データ編集→ 取り込み
・データ連携→ 仕訳確定
・スキャン読み込み→ 仕訳確定
という方法があります。仕訳入力とは会計入力のことです。ひとつずつ確認してみましょう。
データ編集→取り込み
データを編集して取り込む方法は、「データ連携」が始まるまでは、会計入力効率化の主流でした（たぶん）。Excelでのデータの加工や編集に抵抗がなくスムーズなら、今でも一番効率化できる方法だと考えられます。
手順は以下の通りで、
- 金融機関の入出金明細や、クレジットカードの利用明細をデータ（主にCSV）でダウンロード
- データを会計ソフトにインポートできるデータ形式に合わせて編集・加工
- 会計ソフトへの取り込み
という流れ。
ネックは、２で取り込み形式に則ったデータ形式が作れなければ取り込めないこと。そのエラー内容がすぐにわかればよいのですが、エラー解析に時間がかかることもあります。
しかし、同じ仕訳を複数作成するにしても、消費税コードを一括で設定するにしても、Excelセルのコピペで対応できるので簡単です。
データさえ手に入れられるのであれば、「データ編集」→仕訳取り込みの方法は習得したいですね。
データ連携→仕訳確定
次にデータ連携。クラウド会計ソフト登場に伴い普及された方法です。
連携設定さえすれば、金融機関や電子マネーやクレジットカードの明細が、自動的に会計ソフトに取り込まれます。
- 金融機関や電子マネーの入出金明細や、クレジットカードの利用明細を、会計ソフトに自動で取り込むよう「連携の設定」をします。ログインのためパスワードが求められ、ひとつの口座ごとに設定します。一定期間ごとに連携設定が必要なことが多いです。
- 会計ソフトに取り込まれます。この時点では仕訳作成までに至っていません。仕訳作成の前に、勘定科目（売上、消耗品費、地代家賃など）を確認して修正します。（AIの仕訳学習により勘定科目を推測してくれていますが、間違いも多いので要確認。）
- 仕訳を確定させて仕訳作成を完了させます。
「自動連携」に対応していない金融機関やクレジットカードの口座も多く、すべての口座で使えるわけではありません。会計ソフトによって連携できる口座の種類も違います。自動連携で取り込めない口座については、手動でCSVデータを取り込める会計ソフトもあります。
自動連携させたければ、連携に対応している金融機関や電子マネー、クレジットカードを利用する必要がありますね。また、金融機関では有料のインターネットバンキングの契約が必要なことも。
スキャン読み込み→仕訳確定
最後に、レシートや領収書などの紙の資料を入力する方法として活用される方法です。現金で支払ったものなど、データで扱えない取引の入力に使われます。通帳（紙）やクレジットカード明細（紙）も利用できます。
紙の資料を画像としてデータ化し、そのデータを元に仕訳を作成する方法です。この機能は会計ソフトに標準装備されておらず多くが有料のサービスです。読み取ったデータをもとに、AIが自動で作成した仕訳を、「人」が確認して納品するサービス多いようですね。
- 仕訳データ化サービス契約
- レシート、領収書、通帳などをスキャンして送信
- 入力されたデータを確認（「データ連携２」の手順と同じ）
- 仕訳確定し読み込み（「データ連携３」の手順と同じ）
スキャンについては、スマホ撮影という方法もありますが量があるならスキャナーがあった方が良いでしょう。さらに、スキャンの手間を省きたい人向けに、「スキャンを外注するサービス」もあります。
また多くはデータ化した証憑画像を仕訳に紐づけて保管するサービスも提供しています。クリックしたらレシートが見られるというようなもの。「電子帳簿保存法対応！」とうたわれている部分です。データ化するならついでに紐付けよう…といった感じでしょうか。とはいえ、サクサク画像データを表示させられるわけでもないため、もたつきにもどかしさを感じるのが現状ではないでしょうか。
以上３つの会計入力方法について取り上げてみました。
「目視」して「手入力」するだけではなくなりました。手入力以外の方法も試してみましょう。
【日記】
ぷりぷり肉（脂身）が大好きな次女。美味しそうな夕飯のにおいに目を輝かせながら「ぷりぷり肉ある？✨️」とやってきました。「ぷりぷり肉じゃなくても何でも食べて。」と厳しめのパパにテンションだだ下がり。切り替えも早く鼻歌まじりに赤身も美味しく食べました。
長女からは「遊びにいったけど今日はおやつ食べなかったよ♪」と報告ありました。食べない日の方が多いのね…。私も訪問帰りはお腹がすくからなぁ。今日もおやつ食べたし同じです（汗）
【something new】
生協 カフェインレススティックカフェオレ
えぐみがなく飲みやすいけど甘い。コーンシロップはどのスティックオレにも入っています。どれも甘み強めですね。カフェオレ諦めて、カフェインレスコーヒー＋牛乳が良いのかも。
