保育中。
大阪市から、保育園の一斉入所申し込みの結果が通知されています。1月末に1次結果が発送されました。他の自治体でもほぼ同じでしょうか。
私がはじめて保育園の一斉入所申し込みをしたのが、約8年前ですが、その頃に比べて今は入所がしやすいようになっているようです。(大阪市Webサイト申し込み状況より。)
今日は保活について思い出したことなど。
「保育所等一斉入所」とは
お役所が使う「言語」には意味があります。「一斉」とは、4月一斉入所のこと。日本では4月から3月までを1事業年度としており、学校でもそのようになっていますので、生まれた月に関係なく、4月から入所するのが一般的です。4月に一斉に入所するので「一斉」ということでしょう。
4月は新年度の始まりであり、多くの入所枠が空くため、この時期の入所が最も可能性が高くなります。年度途中の入所は募集枠は空いていないことも多いです。(生まれ月によって保育園入所のしやすさに差がでるような仕組みになっています。)
以前は激戦区だった地域も、現在では入所がそれほど難しくないケースが増えています。保育園の増加により、定員割れの園も見られるようになりました。これは、保護者にとっては良い傾向ですが、保育園側には難しい問題もあるのでしょうね。
入所決定の仕組みと保護者の苦労
入所の決定は、各家庭の状況に応じた「点数」制度によって行われます。フルタイム勤務や自営業、就活中など、働き方等によって点数が付与され、高得点順に入所が決まります。多くの保護者は、この点数を上げるために様々な努力をしてきました。
私も「点数」を稼ぐために、色々と頭を悩ませました。一般的な「復職時期」を待たずに、「認可外保育園」に子どもを預けて早期復職をしました。それが加点対象となり、結果無事に長女を1次希望の保育園に入園させることができました。
しかし、当時は加点があっても、入所できるかどうかは不安でした。(実際に、入園後の同じクラスになった保護者は殆ど「加点」ありの方でした。)
「保育園の入所通知」が届いてほっとしたことを今でも覚えています。2月上旬に結果が届きますが、「保育園に入所できません」という通知ひとつで人生が変わると不安に思ったものです。仕事をやめないといけない可能性も考えながら過ごすのは当時かなりのストレスでした。
「もっと選択肢があったらいいのに」
現在の保育園利用には、就労・就学しているという要件が定められています。就労人員を確保するための、「自宅保育」ができない保護者向けの制度となっています。
しかし、この入所要件をなくし、より多くの人が活用できるようになれば、保護者にとってより心強い選択肢になるでしょうね。
私も、子どもを保育園に入所させて復職するか、入所できずに退職するかという二択を迫られていましたが、第3の選択肢はないのかと悩んだものです。例えば、パートタイム勤務や在宅勤務との組み合わせ、一時保育の拡充など、多様な働き方や生活スタイルに対応できる保育サービスがあれば他の選択肢も考えられて救われたのかもしれません。
フルタイム復帰でしか保育園入所ができなかった(「点数」が低くなるため)のも辛いことでした。産後の体調を引きずりながらフルタイムで働くことを入所申し込みの時点で決めるのも、今思えばしんどかったですね。
「保育園の入所通知」の到着時期を迎えて保育園当時の保活を思い出しました。保活の次には、保育園と仕事を両立させるというまた別の悩みが始まるのですが、その時は目の前のことしか考えられませんでしたね。
今は、保育園も以前より入所しやすくなっていますし、ベビーシッター文化も育ちつつあります。働き方も2択に限りません。自分が希望する働き方を見つけていきましょう。
【日記】
休日は初めての場所へ行きたい長女と私ですが、ここ数日の寒さを考えると(体調を整えておきたくて)冒険できずショッピングモールへ。家族でモール目的で行ったことがないという理由で。
結果的に、私がショッピングモールに行かない理由を再認識しました。商業的な大きい音が苦手です。お休みには多少しんどくても行きたい場所に行くのがいいですね。
長女はとっても楽しみました。楽しみ上手な長女です。次女はとにかくぶつぶつ言っていましたが、広い場所で走ったり大声だせることは嬉しかったようです。
【something new】
イオンモール大日
口福堂