次女にしか見えない世界…。
「あたりまえ」ってなに?
年中の次女は、
聞き慣れないことばを耳にすると、その意味を私に聞くのがブームです。私には、瞬時にかんたんな言葉に言いかえて説明することが求められます。アニメを見ながら矢継ぎ早に質問してきます。同時通訳のような気分です(笑)
そんな次女に「とうぜん(当然)」ってどういうこと?と聞かれました。
とっさに「あたりまえ」ってこと、と答えました。うまく説明できたな〜と思っていました。
ところが、「〇〇(次女)、あたりまえって どういうことか わからない」。
…
うそやん!衝撃。
今まで、「自分で着替えるのはあたりまえやろ〜」とか「あたりまえやん♪」って声かけをしたことは数え切れないほどあったのに…全部意味をわかっていなかったのかもしれません。
「あたりまえってうれしい」?!
次女は、いったいどういう気持ちで「あたりまえ」という言葉を聞いていたのでしょうか。
ほんとうに意味がわかっていないのかなと思って、「あたりまえ」ってどういうことと思っていたの?と聞いてみました。
「うーん、わからない」といいつつも、
「あたりまえって、うれしいってわけ?」
「あたりまえって、おねがいしますってわけ?」
(「こと」という単語と同じような意味で、語尾に「わけ(わちぇ)」をつけます。)
と話してくれました。
もしかして…今までの意思疎通には行き違いがあったのかも。
私「自分で着替えるのはあたりまえやで」
→次女「自分で着替えてくれたら嬉しい」、「自分で着替えるのお願いします」
というように。
もしそうなら、これまの次女の態度に合点がいきます。私の言葉が全く響いていなかったんですよね。
自分の当たり前は人の当たり前ではない
ほんとうに「あたりまえ」の意味を理解していないようでした。「あたりまえ」という言葉の意味がわかるのは「あたりまえ」ではないのですね…。
とにかく大きな発見です。
大人と5才の違いではありますが、自分の当たり前は、人の当たり前ではありませんでした。
同じ言葉で伝えるのではなくて、色んな言葉で言い換えることも必要だったなと反省です。
あたりまえやで→着替えてね。というようにストレートな言い方が良いですね。
そもそも「あたりまえ」っていうのは、「世間一般でそういわれているもの」という意味が含まれますので、「人がやっているからあなたもやりなさい」というメッセージにもなってしまいますね。
「あたりまえ」とは、
・わかりきった、言うまでもないこと
・普通の、ありふれていること
・一般的に認識されること
・疑問を持たれることの少ない事象や状態
・そうあるべきこと、そうすべきこと …
次女が納得すると行動するタイプでもありますので、「あたりまえ」というのが理由ではなく、なぜそうなのかもっと伝えることもよさそうです。
今回は言葉の意味の理解の食い違いでしたが、自分のあたりまえは人のあたりまえでないことを改めて確認できました。
コミュニケーションミスって、単語の概念の違いから生じるものが多いようですから、シンプルで初歩的ですが、言葉の意味についてすり合わせると意思疎通がスムーズになりますね。
伝わっていないかなと思ったらいろいろと言葉を足して説明してみてくださいね。そして何度でも伝えるのも効果的です。
【日記】
午前大先輩の事務所へ。久しぶりにお話できて力をいただき元気に。心強くありがたい存在です。
今日も雪交じりの雨が振りました。
次女は登園時に「今日もいっぱいわらうかも♪」と予言。よく笑いよく泣きます。
長女は学校で、3年生1クラスに1人しかいない「自分の言葉で6年生を見送るセリフを言う」という役をゲット。6年生お見送り会に発表するもので、台本を読む役とは別で、「自分で何を言うかも考えて発表する」役。じゃんけんで勝って得た役なのに、難しくて後悔したこともあるとか。いくらセリフを考えても台本のセリフを読む人と内容がかぶるんだとか…。昨日の最後の練習会でも思いつかず「パス」したそうですが、今日良いセリフを思いついて嬉しそうでした。
【something new】
ブレンディ スティックカフェオレ(カフェインレス)
甘めの乳製品感が強く私はもっとコーヒー感があるものが好き。まだまだデカフェ探索は続きます。