引き継ぎと残業と

早出社して残業しています。
引き継ぎと残業について考えみました。

入社当初の残業

入社当初は、仕事が把握できないくらい抱え切れないほどの仕事を

「はい!(どん。資料を置く音。)」

と渡された状態でした。

異業種からの転職で、資料だけの情報で、担当を持ち責任ある仕事を受け持つという状態が、
「抱えきれない仕事」でした。

右も左もわからず、教えてくださる人もなく。
当然焦ります。
心の平穏も乱され、その重荷を少しでも手放したくて残業していました。
それだけでなく、残業しなかったら期限があるお仕事が終えられなかったことでしょう。

なし崩し的に、残業ライフが始まったとも言えますが、
「気づけばめちゃくちゃ早いベルトコンベアに乗せられて、
走らないと落とされる」、
という状況に近いかもしれません。

すっと走ってきました。
ベルトコンベアの速度が遅くなったかな、と思う瞬間はありましたが、
ほんの一瞬で、またハイスピードになり落ちかけたことも。

「重荷」という表現になってしまいますが、
お客様への気持ちがあってのこと。
どうでもよい、と思っていたら、「重荷」にはなりません。

この業界だけではありませんが、
できるだけやらない、というスタンスお仕事に取り組まれる方もいるでしょう。

そんなことで、私の残業ライフが始まったのでした。

 

引き継ぎと残業

似たような状態ですが、
今は、残業する意思をもって取り組んでいます。
残業しないという選択肢もあります。

次々に投入されるお仕事はストップし、今あるものをリリースしていくときです。
とはいえ、いくらでもお仕事はあります。らくらくではありませんが。

それでも、できるだけたくさんの時間働こうと思い、残業しています。
できるだけたくさん仕事をすれば、自分が望む状況に近づくのか、自分の心は満たされるのか、
わかりませんが。

もし残業しなければ、どうなるかといえば、
引き継ぎに費やす時間がその分少なくなる可能性はあります。
お客様とのやりとりも、これまでの流れはぷっつりと断ち切られるでしょう。

とはいえ、引き継ぎについて言えば、どれだけやっても完璧な引き継ぎというものは
実現しにくいものです。満足いく引き継ぎはできないとは思います。
自分の気持ちがあっても、そのようにさせてはいただけないものです。

例えば、お客様や後任への思いから、当分後任と一緒にお仕事したり、丁寧な引き継ぎをしたい、と思っても、
会社から、ファイルだけ置いていけばいい、残務は後任がすればいいと言われたとすれば、
そうするしかないのです。

残業してまで引き継ぎするのは

ファイルも残務も置いてさよならする方が、残業は少なく済むでしょう。
ましては、会社からはそれしか求められていないわけです。

会社から評価されることもないし、必要ともされないとしても、
残業をしてしまう理由。

引き継ぎが必要ないと会社に言われたとしても、
もう自分の手を離れる仕事だからといっても、
自分ができることを手放すことができないのです。

会社のやり方や評価は、自分の考えとは別のところにあって。
評価されることだけできれば楽なのですが、
評価されないことはやらない、ということができません。

ご縁のあったお客様に対して、
受け持った仕事に対して、できるだけのことをしたい、
と思ってしまうのです。うぬぼれや自己満足やおせっかいだったりするかもしれませんが。

与えられた時間はかなり少ないのですが、早出して残業して、
いつか、「あれは必要なかったよね」、と思う日が来るとしても、
今は目の前のできることに全力で取り組んでいます。

先輩諸氏はどのようにお考えになるのかなぁと思いながら。

【日記】
訪問残業あり。お寝坊してあまり早出はできず。
引き継ぎのご挨拶に。お客様からお手紙いただき感激です。
明日は長女の発表会。ボレロのボタンがとれていて、これから付けます。。
次女を抱っこしたら重く感じました。大きくなったのかな。

【次女睡眠日誌】
寝る前にトイレにいかないと12時頃に起きてしまいます。
その後は続けてねむるようになってきました。

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