子どもの「買って欲しい」に対する私の返答

ものが欲しい、何かを買ってほしいと子どもが言ったときに、どのようにお返事していますか。私が小3の長女へどのように答えているのかご紹介します。

我が家の「おこづかい事情」

長女は小3になり、お金の管理を自分でするようになりました。これまでは、自分ひとりでお金を使う場面はありませんでした。しかし、お友達と遊びにいくことも増え、お菓子屋さんに行くことも多く、いくらでもお金を使うタイミングが訪れるようになりました。

計算もだいぶできるようになり、2025年のおこづかい管理は長女がやっています。
金額は毎月800円、年間9,600円。長女が決めて、お年玉から1年分をとっておきました。その他は、将来学校に通うために貯めておくそうです。

初めは、毎月500円にして、旅行のときは+1,000円というような「設計」をしていましたが、どうもしっくりこないようで、最終的に毎月一律に。
おこづかいにする分と、将来のために貯めるお金とのバランスは相当悩んでいました。もっと使いたいけど、将来学校に行きたいからとっておきたいと。

一ヶ月分を意識するよう、毎月800円を財布に移すということで管理しています。

長女がお菓子やジュース、ちょっとしたものを買いたいと言う場合

「おこづかいで買ってね。」

おこづかい管理が始まったことで、何か欲しいものができたときには「おこづかいで買ってね」と伝えています。食事、お出かけの時のカフェ、電車代などは親負担ですが、おこづかいを意識するようになり長女の考え方は変わりました。
「習い事のための交通費って出してもらってもいいの?自分がやりたくて行っているから自分でださなきゃだめ?」と遠慮がちに言うようになりました。(おぉ〜。)

お菓子やジュースを買いたくなったときはおこづかいで。そうすると悩んだ末に買うのを辞めることもあります。必要以上に「買って〜」と言わなくなりました。自分のおこづかいを使うかどうかを考えいます。

「貯金使ってみる?」

「おこづかいじゃ足りない」という場合もあり、その時には
「大学とかに行くための貯めているお金を少し使ってみる?」と提案することも。どうするかなと見守っていましたが、「大きくなったらやりたいこといっぱいあるから大学行きたいし、その時にお金なかったら困るから使わない」そうです。

日頃から
「パティシエになるにはどうしたらいいの?」→「お菓子の専門学校に通って…」
「先生になるにはどうしたらいいの?」→「大学に通って…」
というお話をしているのも効いていますね。

なりたい職業、やりたい仕事が多いので、たくさん学校に通わないといけないと考えています。そしてお金が必要だということも。
将来の希望が大きく楽しみであるから、今が我慢できるのかもしれませんね。

1000円使うか使わないかでは変わらないかもしれませんが、それが何度も続くと大きな違いになることでしょう。使い方の習慣づけとしても効果大です。

2月のバレンタインでは、「今あるおこづかいの範囲内で楽しむ」経験もできました。

「今日お金持ってきてない」

これまでは、「今お金持ってない」という言い訳を使うこともありました。
幼い頃はこれでごまかすこともできましたが、「スマホ(決済できる)持ってるでしょ」、とか、「お金あったら買ってくれるの?」とか、そういうお話になります。「お金もっていない」というのは、一時しのぎなんですね。

なぜ買わないのかの理由を伝えることはできていません。買わない意思表示としては伝わりますが、子どもは納得感を得られないかもしれません。

「ママはそれにお金を使いたくない」と理由を言った方がいいですね。
コンビニに売っている1650円のシールブックが欲しいと言われたら、「シールブックは100円均一に売っているし、本屋さんには680円くらいで売っているから」というように。

この言葉の良いところは、「お金がない」と言わないところ。お金がないという理由では、子どもが「お金あれば買えるのか」と理解してしまいます。

「旅行に行きたい」という場合

おこづかいの範囲内で収まらない「お金がかかること」をやりたいと行った場合は、このように答えています。

「旅行に行きたい」と言われた場合は
まず、「いいね!」
そのつぎに、「作戦練ろう。」
「今すぐに実現できないけど、時間とお金と体力を準備するわ」と。お金もさることながら、家族が揃う時間を作るというのもハードルです。ともすれば「時間」は「お金」よりも作るのが難しいかもしれません。

「そんなお金どこにあるん」「そこは前にも行ったやん(だからお金使うのもったいない、つまらない)」というとせっかくの気持ちがしぼみます。やりたいという気持ちを傷つきますから、肯定しましょう。

つい、「当分もやし生活せなあかんなぁ」とか言ってしまいますが、笑えないしつまらないことは言ったらだめですね(汗)

 

子どもの「欲しい」に対しては、否定しないで「どうしてそれが欲しいの?」という声かけもいいですね。「お金」に気持ちが向きすぎて、子どもの価値観を認めること、子どもの選択を尊重するということを忘れないようにしたいものですね。

【日記】
次女の発表会。ブレーメンの音楽隊の「にわとり役」。みんなで言うセリフも、ついていく感じではなく自ら発言していたのが印象的です。年少の頃は、周りを見ながら役を演じていたので成長です。楽器演奏「鈴」もリズムののって楽しくやっていました。緊張も伝わりましたが、にこにこがんばっていました!
カメラポジションが微妙で「望遠レンズで後ろ」が正解だったかなと。重いので置いてきてしまいました…。反省。
午後はジグソーパズル500ピース。終わりそうにないような柄でしたが、長女も次女も集中して3時間で完成しました。子どもたちはパズル好きなようです。

【something new】
迷路探偵ピエール キャンディストアで探しもの

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