「暗くて怖い」だけじゃなくて「暗くて楽しい」もあるよ。
我が家の次女ですが、ひとりで寝るのが怖いと言います。乳児の頃から上手に眠れる方ではありませんでしたが、自分の気持ちをことばにできるようになってからは、なぜそうなのかを説明してくれます。「ひとりで寝るとこわい」「怖い夢をみる」とめそめそします。
そんな不安感を持つ子どもへの対処法を考えてみました。
親子でただ楽しむ時間をもつ
眠れないのは、こどもが過度に緊張していたり、心配ごとやネガティブなことを感じている可能性があります。嫌だったことが思い起こされたり、心配ごとがよぎったり。
テレビやメディアで恐怖心を煽るものを目にしてしまうことが原因のこともあるでしょう。
そんな過敏な状態をリラックスさせることで、不安感が緩和させてみましょう。短時間でも親が「こどもの望む関わり方」をすることでこどもに安心感を与えるようです。たしかに、子どもとそんな時間をたくさん過ごした日は落ち着いていますね。特に夜眠る前は効果的です。
大人がスマホをいじったり、別のことを考えたり、否定的なことばを言わずに、こどもだけに注意むけることで、子供の不安感は著しく緩和されるといわれています。家事や仕事を全部忘れてこどもとの時間を楽しむと良いのでしょうね。
恐怖の条件づけをしない
次に、恐怖の条件づけをしないということです。
条件づけとは、「Aをすると必ず怖い事象が起こる」というもので、ここでは「Aをする」というのが該当します。
「はさみを触ると「叱られる」」
などのケースは、時には必要な条件づけでしょうけれど、必要以上に不安を煽るのはやめたほうがよさそうです。
過去に、乳児を対象に行われた実験では、恐怖の条件づけは簡単に根付いてしまう(恐怖心を植え付けられる)し、どんどん拡大するけれど、それを消去するのは難しいということがわかったようです。
寝なかったら「怒るよ」、「おばけがくるよ」、「明日遊ばないよ」という声かけは、ただただ「夜になると嫌なことが起こるという恐怖心を植え付けているだけかもしれません。
あらゆる刺激に対してポジティブな経験を積む
恐怖が、刺激に対する脳の反応だとすれば、脳がポジティブな反応をするように取り組んでみましょう。
具体的には、聴覚・視覚・触覚などの刺激に対して、ポジティブな経験を積むこと。
大きな音がなったからといって、すぐに驚かなくてもいいし、
暗い場所が怖い場所と思わなくてもいいのです。
少なくても、そういう悪い印象を持たないようにすること、必要ない情報(刺激)は、自分にとって関係のないものとして見過ごせるようになるように考えてみましょう。少なくても、一定の刺激に対して悪い印象をもたないようにできるようになりたいですね。
暗くて不気味でも「怖い」と言わない。大きな音が聞こえても大騒ぎしない。
そういう反応を大人が示してあげるのも有効です。
「怖い」と思う「反応」も自分が作りあげているもの。一度くせになった「反応」の仕方はなかなか変えられないことを考えると、幼いお子様の不安感を刺激せずに過ごせるといいですね。
暗いのは怖いのではなく静かに身体を休める時間。みなさんが今日もすやすや眠れますように。
【日記】
花粉が飛び始めたようです。花粉予報より体調異変が早いので敏感かも?いつもシーズン開始時にやや辛くて、慣れると大丈夫になります。
母と妹に子どもたちをみてもらい仕事少し。土曜日完全休みにするかどうかは要検討。平日に家族の用事を入れることもあれば、土日に仕事をする時間もあるという運用になっています。今はお休みも仕事をしたいという気持ちが大きいですね。2月中に全部(確定申告を)終わらせたいのです。
次女は祖母と「人生ゲーム」。5才と70代がお金のやりとりでやりあってる(?)のが面白かったです。長女は好きな百人一首を詠みあっていました。お小遣いももらってご機嫌でした。バレンタインでチョコを買って財布が空っぽだったので。
【something new】
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