不満を和らげる考え方

繁忙期を菓子パンと共に。

 

生きていると理不尽な出来事に遭遇することがあります。
それを和らげる考え方について。

不満が多い時期です

税理士業界では、傾向として
長時間労働、低賃金、理不尽な顧客対応のいずれか又は全部を
経験してしまうことがあります。
(他にも色々ありがちですが。)

そういうこともあり、特にこの時期には皆疲弊していて、不満も多いです。
毎日22時頃まで働いて、顧客対応に神経をすり減らして
きちんと食事もとらずに過ごしていると、
健康的な思考もできなくなるでしょう。

私はどうかというと、疲れはありますが、気分は平穏です。
(普段控えている菓子パンは食べていますから、油断はできませんが。)

不満タラタラはなくて、
もっとどうしたら良くなるか、ということばかり考えています。

入社した当初からそのように思えたわけではありませんから
気づいたことを書きます。

こんなにがんばっているのに の罠

私も若かった頃、
こんなにがんばっているのに、こんなに働いているのに、
と思っていたことがあります。

顧客満足につながるよう丁寧に仕事しているのに、
期限に間に合うよう残業したり日曜日も出社しているのに、、
前任の引き継ぎがない中、苦労して決算書を仕上げたのに、など。

自分はよくやっているのに理不尽だと思っていました。
言い直しますと、
「自分はとってもよくやっている、めちゃめちゃ理不尽だ!」と思っていました。
私は何も悪くない!と。

自分が選んでいると考える

同僚に辞めてもらいたいわけではありませんが、
もし会社の不満についてアドバイスを求められたら、
「辞めることも選択肢に入れる」、「税理士になりたいなら他のルートも考える」
ということを伝えると思います。

繁忙期には長時間労働だけでなく、専門学校にも通えず
二重にも望まない生活をしているからです。
自分もそうでした。ものすごい葛藤がありましたし辛い思いをしたので、
もし今だったらどんな作戦で税理士になるかなと想像したりします。

まず、職場については、
最近はSNSやウェブサイトなどから、働きやすい職場だとわかることを
しっかり書いている会社もありますから、昔より選べるように思います。

つぎに、資格試験については、
税理士事務所で働きながら、資格を目指さないといけないわけでもないですから、
業界以外でも働きやすい仕事をしながら資格取得に注力できる方が良いかもしれません。
(2年の実務経験を積むタイミングは資格取得に目途がつきそうなタイミングでも良いかなと。)
大学院に通うという選択肢もあります。

これらの作戦が一番よい方法とは限りませんが、
何が言いたいかといいますと、
「自分には非がない」と思うと、不満がものすごく膨らむということです。

自分が選んで、今の職場にいるはずですし、
残るも去るも選択肢は持っているということを忘れずに。
そう考えることが、不満に埋もれる日々から脱却する第一歩だと思うのです。

感情に振り回されずに、作戦を練ってみましょう。
着実に自分の望むものを狙っていきましょう。

【日記】
土曜日出勤。

・「ママとあちょびたいのにぃ~。」
・(出発しようとする私に)「ママこっちきて~。」と大泣き。

・卒業する先輩にメッセージカードを。絵と文章、デコレーションも上出来。
・ツナマヨおにぎりを食べた日は元気にすごせるそう。これから勝負飯にしようと。

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