毎月作成するレターの編集画面。
育児と仕事と生活に手一杯で、これ以上はもう何もできそうにない。
でももっとやりたいことがある、外したくない用事がある。
そんな時には。自動化をおすすめします。
自動化とは
ここでいう「自動化」とは、工場の作業工程の自動化に代表するような、
ロボットやシステムによる自動化のことではありません。
もちろん、そういう機械やシステムを生活に取り入れることで
自動化できる部分があれば、それも取り入れたいところです。
洗濯乾燥機や食器洗い乾燥機、自動調理器、ロボット掃除機は、
家事を楽にする必須アイテムと言われることもあります。
このように、機械に担ってもらうような、そんな自動化のことではなく、
今回おすすめしたいのは「思考の自動化」です。
検討する、選定する、判断する、などの思考。これらは労力を消耗させると思うのです。
思考の自動化の方法は、「あらかじめ設定する」ことです。
Amazon定期便のようなイメージでしょうか。
意識的な思考や意志力に頼らずに、繰り返す行動を決めて、自動化してみましょう。
どういうことを自動化するのか
外したくない予定について、重点的に自動化しましょう。
健康診断などの通院
会社勤めの方でしたら、毎年健康診断について時期の指定があったり、なくても決められた通りに行かれてると思いますが、そうでない方は、健康診断もご自身で管理されるのではないでしょうか。
その他にも、歯科検診や眼科健診やその他の通院なども定期的に通いたいですよね。
お子様やご両親などのご家族の予定も組むことがあると思います。
それぞれ調整して、予約して、訪問して、と大変なことと思います。
定期的に通院したいけれど、緊急ではないと判断し、
ついつい先延ばしになってしまうことはありませんでしょうか。
これについても自動化をおすすめします。
例えば、私は、毎年8月の第4水曜日に娘の○○の検診を入れています。
毎年1年後の予約を取るので、実際に1年後の8月にならないと、
スケジュールの状況はわからないので、予定は変更してもかまわないとお医者様には言われますが、
予約を変更しないようにしています。
大きな病院で、予約がとりにくいということもあり、1年ごしの予定でも毎年
決めた通りに通院します。
もし予約変更をしようとしたなら、まず受診が先延ばしになりますし、
通院の予定を組まないといけませんし、希望時間が空いているとも限らず、また調整して、、
と、なかなかの労力がかかります。
長期的に見ても健康は何よりも大事ですし、
決めたタイミングで受診するのが一番良いはずなんです。
予定は変更しないようにするのが自動化のコツです。
子供の成長記録
毎年写真館に撮影に行く方もいらっしゃるかと思います。
これは一つの「成長記録の自動化」です。
毎年写真を撮りに行くと、成長段階の記録(写真)がなかった、
ということにはなりません。
漏れなく1年ごとに成長記録を残すことができます。
ある程度成長すれば1年でも十分ですが、出生から数年間は、
日々成長する子供の記録を小刻みに残しておきたいと思うことはありませんか。
そういう場合には、毎月の記録もおすすめです。
毎月写真館に行くのは大変なので、毎月フォトアルバムや、
フォトカレンダーをつくるのはいかがでしょうか。
フォトブックやフォトアルバムは写真を選ぶ手間があるのでハードルが高いですが、
例えば、毎月写真の枚数を決めておいて、自動でアルバムを作ってくれるサービスを利用する方法もあります。10枚や8枚だとそれほど負担が多くないかもしれません。
スマホに写真が多くて選ぶのが大変、というときなAIが写真を選んでくれるサービスもあります。
何も作らないよりは、きっと思い出を残すことに貢献してくれるでしょう。
遠方の両親に報告するのを兼ねて、毎月フォトカレンダーをつくるという方法もあります。
お手紙やコメントも書くことができますから成長記録を書いたり。
我が家はレターというサービスを使いました。写真も良いですが、
ひと月のハイライトとして成長記録を書いていたのが、あとあと見返してみて良かったです。
ジジババ宅を訪ねたら、ずらっと並べて飾ってくれていました。
旅行の予定
例えば夏休み。毎年どこに行こうかなぁ。となかなか決めるのも大変、という場合は、
毎年行く旅先を決めてしまうのも一考です。
あれこれ考えて選んで調べて予約して、となると大変です。
ここは良かったな、また来たいな、と思う旅先があると思いますが、
気持ち冷めやらぬ内に、来年の同じ時期に行ってみるなどいかがでしょうか。
我が家も毎年恒例の旅先があります。
どんなお部屋があるか、レストランのラインナップと営業時間、混み具合、
プールの更衣室の状況、空気入れの有無、トイレの場所など
おなじみですので困ることはありません。ほんとうに楽です。
もちろん違う場所にも行きますが、子供が幼くて旅のハードルが高い数年間は、
自動化でもよいのではないでしょうか。
簡単な方法はない
他にもっとやりたいことがあるときに、もっと時間が欲しいときに、
即効性のある、すぐに改善できるようなアイテムや工夫を期待しがちですよね。
私も、楽になるために家電を購入したり、睡眠コンサルや収納アドバイスを受けるたびに、
「一晩にして変化した!」ということを期待してきました。
経験からすると、そういうものは無いのではないでしょうか。
かといって、全くの無駄ということではなくて。
食洗機を買っても、洗濯乾燥機を買っても、すぐに時間が湧き出ないように、
毎日「わずかな時間を積み重ねる」「わずかな楽を積み重ねる」ことで、長い目で見ると結果的に多くの時間を得たり、多くのエネルギー消耗を回避したり、ということができると思うのです。
工夫で得られるものは小さい変化かもしれませんが、
長期的に見ると大きな違いになるでしょう。
色んなことに取り組んで頭がいっぱいな、育休復帰後の方、
仕事に追われがちだけど後回しにしたくない予定がある方、
自動化の仕組みを作ってみてはいかがでしょうか。
【日記】
梅雨明け前の曇り。蒸し暑いけど、まだ外出できるうちにとモスバーガーに行きました。
バーガー屋さんだけど子供達はポテトとチキンナゲットが好きです。
長女は友達と会ってテンションUPでした。
家ではYouTubeのゲーム中継動画を。特にマイクラが流行っているそうでよく見ています。
今日の制作は、泡シェイク作り。なんじゃもんじゃも楽しんでいました。