遊びが運動に。(丘になっています。)
「運動を習慣にしたい」 そう思ったことがある人は多いのではないでしょうか。 私もそのひとりです。運動不足をなんとかしたくて、いろいろなことを試してきました。
今回は、自分の体験を通して「これは続いた」、「これはあまり効果がなかったかも」と思ったことを振り返ってみます。
効果があったのは、「仲間」と「日程」
振り返ってみると、運動が続いたときには共通点がありました。 それは、仲間がいたことと、目標や期限があったことです。
たとえば、友人と一緒にウォーキングのイベントに申し込んだとき。申し込んだその時点で、「その日までにちゃんと歩ける体力をつけておかないと」と自然に思えて、週末ごとに練習するようになりました。仲間とナイトランをしていたときもまた次の予定が楽しみで続きました。
また、登山やマラソンなど、イベントに日程が決まっているものも効果的でした。2024年でいうとウルトラウォーキング。完走という具体的なゴールがあると、長いスパンで考えるようになりますね。今日明日で達成できるものではないので、今月・今週と積み上げていくべき目標も定まります。
不思議なものでこの感覚は「やらなきゃいけない気持ち」よりも、「やったほうがいいかも」「やってみたい」という感覚に近いんですね。強制されている感じはありません。おそらく、あまたあるトレーニングプランの中で、自分が練って決めた計画だからでしょう。
それに、イベントに申し込んだ他の仲間がいるということも大きなモチベーションになります。しっかりトレーニングすることを約束をしたわけではないけれど、「〇〇さんもやってるから私もやろうかな」と思えるのです。
私にとっては、そういうゆるやかなつながりと期限が、運動を自然と日常に溶け込ませてくれました。
効果がなかった「がんばる環境」
逆に、「これは続かなかったな」というものもあります。
たとえば、ロッカーやシャワー設備があるような、ちゃんとしたランニング施設を使うこと。最初は「これは環境が整っていて便利!」と思ったのですが…私には“整いすぎていた”のかもしれません。
行くまでがなんか面倒。着替えるのも面倒。そして「せっかく来たからちゃんと走らなきゃ」という気持ちになってしまって。走るための施設の利用が逆に面倒な気持ちを湧き上がらせてしまいました。
また、ランニングサークルのようなものにも参加したことがあります。でも、集団での活動に逆に気を使ってしまい、楽しめませんでした。自由に、自分のペースで動けるほうが好きみたいです。
何かを行うための「ちゃんと整った環境」が、後押しになるとは限らない。自分に合っているかどうかは大事ですね。
結局は、「ついで」が最強
いろいろ試した結果、なんだかんだ一番続いているのは、「あえて運動するぞ」と思わなくていいものです。たとえば、通勤や通学を自転車や徒歩にしてしまうとか。移動がそのまま運動になっているパターンですね。
ほかにも、月に2回くらい、ちょっとしんどい移動が必要な用事があって。それも思えば、知らず知らずのうちに「定期トレーニング」になってたのかもしれません。
「やろう」と思わなくてもやることになっていて、結果的に運動になっているという仕組みです。
がんばらなくても、習慣になる。 目標も記録もいらないけど、いつの間にか体が動いている。
結局のところ、「運動を習慣にしたい」なら、「頑張らないでも動く仕組み・状況」をつくるのがいちばんラクに続くのかもしれません。ここに仲間との関わりがあれば私としてはさらに楽しい活動になることでしょう。
おわりに
今日は私の場合について書きましたが、運動習慣って、人によって合う・合わないが大きいものではないでしょうか。合う方法も刻々と変わっていくものですよね。だからこそ、今の自分に合う方法を探してみるのがいちばん大切なのかなと思います。
もし今、「運動したいけど続かないなあ」と思っている方がいたら、 「ちゃんとやろう」とする前に、「気づいたら動いてた」くらいのゆるさで考えてみてもいいかもしれません。まずは一歩動き出すきっかけづくりからいかがですか。
【日記】
自転車でトータル約2時間。気持ちいい気候でした。長女の活動送迎と次女の外遊び誘導のため。次女はたんぽぽつみを楽しんでいました。長女も1時間がんばりました。組では紙芝居のストーリー提案が素敵だったとのこと。
次女とお絵描きごっこやおままごともしてたくさん遊んだつもりですが、いつまでもママママと。私を笑かせることが好きでキタキタ踊り(魔法陣ぐるぐる)のような変な踊りを披露して気を引いてきます。
【something new】
Logicool MX KEYS mini KX700PG 気になっていたキーボード。デザイン、サイズ、重め、静かなのが嬉しいです。