太陽から地球に8分でやってくるニュートリノ。その数、1秒間に1㎠の面積あたり660億個。
原子は原子核と、いくつかの電子で構成されていて、
この電子が素粒子だと言われています。
原子核はさらに、陽子と中性子により構成されていますが、
陽子と中性子は、クォークという粒が３つ集まったもので、これらも素粒子だということです。
というのを学校で学んだとしても、すぅっと頭に入らなかったかもしれません。
興味を持てたら元素記号もおもしろかったというお話です。
原子に興味をもったきっかけ
ある記述をみました。
人体や水など、自然界のあらゆる物質が、原子（アトム）という微細な粒子でできていて、さらに原子をさらに細かく分けていくと、「存在しない」とされるくらい軽くて小さい素粒子から構成されているといいます。
原子を構成している素粒子の大きさがゼロだと考えられている、という記載を見たからです。
ちょっと意味がわからなくなって。
大きさも重さも存在しない、けど物質？何なんだろうと。
物質として存在していない何かで、私達は構成されているのかなと、なんか面白いと思いましたし、その存在が気になったんです。
私を構成している原子、を構成している素粒子の重さがゼロだとしたら、私は極めて軽いはず、とか思ったりして。でもしっかり質量あるし…。
そういうことで、経歴文系の私が興味をもった素粒子のお話について記載することにします。
学術的に理解が足りず、間違っていることもあるかもしれませんことを前置きいたします。
素粒子って何？
世界はいったい何でできているのでしょうか。（愛とか希望とかではなく、物質的なお話で。）
あらゆる物質は、原子（アトム）という小さな粒でできていると言われています。
そして、原子は、素粒子でできていると言われています。
素粒子は、それ以上分割できない自然界の最小単位と考えれられている粒子のことをいい、この素粒子が、宇宙をつくりあげているということのようです。
原子は、元素記号として学んだ方も多いのではないでしょうか。
H He Li Be B C N O F Ne
スイへーリーベボクノフネ
というものですね。
現在みつかっている原子の種類は118種類で、私がスイへーリーベーを唱えていた頃よりも増えています。
109種類くらいだったような…。（元素記号で年齢がわかるということもあるのかも…。）
ここ数年では、2000年、2003年、2004年、2009年に新しい化学元素が発見されたようです。
さて、それら118種類を構成している素粒子は、3種類。
この3種類の素粒子の数が違うだけで118種類になっているそうです。
では、素粒子が3種類だけかというとそうではなく、現在は17種類の素粒子の存在が確認されています。
ニュートリノの特徴
その中でも、質量がない（ゼロ）と信じられていたほど軽く、小さいニュートリノという素粒子があります。
1998年に重さがあることがわかりました。
ニュートリノの大きさは、人間の大きさの「1億分の1」の「1億分の1」の「1億分の1」くらいです。
ニュートリノは、あらゆる物質をすり抜けるそうです。電気を帯びておらず、電気的な引力の影響も受けません。地球も建物も人体もすり抜けて、何の影響も及ぼさないとのこと。
私たちのまわりにも大量に存在し、主に太陽から放出されています。
1秒間に1㎠の面積あたり660億個もの太陽から来たニュートリノが、地球を通り抜けていると思うとなんだかそわそわしませんか。
しかも、太陽内部の光が太陽表面に出てくるまで約10万年かかるのに対して、ニュートリノは約8分で地球に届きます。太陽からでた「光」は約8分後に地球に到着すると言います。ニュートリノの方が早いのでしょうか。
ニュートリノは宇宙誕生のビッグバンのときにも発生していて、
物質が存在するのはニュートリノのおかげだと考えられているようです。
まだまだわからないことも多いニュートリノのこと。こんなこむずかしいことも、興味を持つと、
元素記号って何で学んだんだっけ？と思っていた頃よりもずいぶん多く勉強が進みます。
ちょっとした興味を広げてみたら、学ぶことが楽しくなります。
ぜひ興味を持つきっかけを拾ってみましょう。
【日記】
深北緑地へ。GW逆張り。電車内も空いていて、公園内も混雑しすぎて遊べないという状況ではありませんでした。ただ遠かったかな。長女はターザンロープで繰り返し遊びました。次女は遊具を登るもすべり台が怖くて踊り場でステイ。一緒に滑りおりるのも拒否して、それでも滑るしかなく進むと、「ぎゃぁぁぁぁ〜！」と叫んでいました。「（早くないと言っていたのに）はやかった！！」と苦情も。
夕飯は長女作の肉じゃが♪
【something new】
名探偵コナン ハロウィンの花嫁
