何を優先する?
数年前までは、あと3年もすれば経験もつめて、5年もすれば立派に仕事ができるようになるかもしれないから、今はがんばろう、と考えていました。「○年だけ我慢」しようと。
今は3年は長いなと思っています。今なら、後回ししてよいこと、よくないことは見極めます。もし後回しできないものがあるなら、今を大事にする道を選ぶでしょう。3年で終わるとも限りませんし。
あと3年もすれば
あと3年がんばれば資格がとれるかな、あと3年経験すれば仕事を覚えられるかな、
私もそのように考えながらすごしてきました。振り返ると健康を維持し続けられない多忙な日々でしたが、
いつかきっと報われると思うとがんばることもできました。
当時30歳くらいで、3年後は33歳。年齢を重ねることに対するイメージもわかなかったので、そんなもんかな、もっと早かったらいいけど、というくらいに考えていました。
その考えが変わったのが、子どもとの生活が始まってから。
あと3年もすれば、
0歳の子は3歳に、
3歳の子は小学1年生に、
小学1年生は小学4年生に、
中学1年生は大学1年になります。
長すぎる!と思ったのです。ましてや5年なんて!
1年の成長
子どもの成長は早く、この1年で長女も次女も身長が5センチ伸びました。
このまま身長が伸び続ければ、5年後には長女の身長は私と同じくらいになるでしょう。
心身ともに成長しました。
長女は掛け算ができるようになり、たくさんの漢字を読めるようになりましたし、
私以上に歴史に詳しくなりました。
鍵盤で音楽をひくこともできますし、しなやかに踊ることもできます。
次女はおむつを卒業しひとりでトイレに行けるようになりましたし、
毎晩3〜4回の夜泣きが1回になりじょうずに眠れるようになりました。
抱っこがメインだった遠出も、ベビーカー不要で自分の足で楽しんで歩くこともできます。自転車デビューもしました。
なによりも、言葉でコミュニケーションできるようになりました。
いいよ、だめだよ、を理解して行動にうつすことができます。
「今年中に」というのも遅いくらい
次女1歳の時に復職してから、仕事に多くの労力を費やしてきました。
コロナの影響もあり、仕事仕事仕事、です。上には上がいますが、それは別の話として。
プライベートの記憶が定着しないような過ごし方です。
そして時は過ぎて次女3歳。1年以内には、この生活から決別しようと思い、数ヶ月過ごしました。
もう少しだからと自分にも言い聞かせて。
その時は、考えられる最短だと思っていましたが、今思えば早くなかった。
判断基準は、「時間」に比重を置いた方がよいです。「今の時間」をどのようにすごしたいか、ということです。
バランスをとるという名目で、
・担当しているお客様の次の決算まで、とか
・今のサポートが安定するまで、とか
・もう少し経験を積んでから、とか
・もう少し貯金ができてから、とか
・やっていける見込みがたったら、とか
色々と考えてしまいました。
考えて判断した結果、よかった面もありますが、最善ではなかったです。
どのような選択をしても一番よい選択肢を望めないなら、「早いのが正義」というのはあり得ます。子どもが幼く、もっと親業を大切にしたいと思うならなおさらです。
そのタイミングでしかできないことがありますし、大人の時間より日々が一瞬で過ぎていきます。
遅くなりすぎなくてよかったな、と思うとともに、
もっと早く判断することをなぜ考えつかなかったんだろう、と振り返っています。
能力があったとしても、能力を発揮できない状況というのは考えられます。
疲れすぎていないかを見極められるくらいの余裕は保ちましょう。
そうすれば、自ずと「早い判断」につながるのかもしれませんね。
【日記】
最高気温20度。色々整えたく娘たちを巻き込みお部屋リニューアル。場所を空けると新しいおもちゃがてにはいるよ、という長女の声掛けで、次女も片付けに同意。その中でもバイバイするのがイヤなものはイヤとはっきり言いますから安心ですね。
次女だけストライダーのって家族でランチ。車道の車に敏感で慎重派です。その後は長女歯医者と、その後2人とパパ公園へ。31解禁。子どもの日に。
【something new】
おかわりロボ