性別による違いはない
起業する際に融資を受けることがあります。
女性だから不利になるのかというと、そうではなく、融資の審査に明確は性差はありません。融資担当者は、「返済できるかどうか」で審査しています。
提供できる担保の有無や、自己資金の額、事業の計画性、経歴や人間性などで審査されると言われています。
もし、女性として、融資のための評価がしぶることがあるとすれば、
それは、産休や育休、育児に注力した期間による影響で、相対的に、職務経歴が評価されなくなってしまったのかもしれません。
職場離脱期間が少ない方が、経歴としては好ましく評価されるということでしょう。
ちなみに、個人的には、「子どもにとっていい親でありたい」、「しっかりと家族を養っていきたい」という「責任感」と、「子どもとの生活経験」は、相当な力になると感じていて、評価されるポイントになると思っています。
女性向けの融資支援
ところで、女性の起業家に対しては、応援してくれる制度がいくつかあります。
日本政策金融公庫による融資支援や、都道府県単位での支援、それ以外の公的ではない企業や個人的な支援もあります。
その背景として、女性の起業が全体の2割という現実があります。
女性視点、女性ならではの経験、ビジネスアプローチがありながらも、積極的に起業に結びつけることができない女性に対して、力を発揮してほしいということかもしれません。
(「育児家事を全面的に負担しながらビジネスでも活躍することを求められる」という状況については別のお話として。)
日本政策金融公庫では、女性に対して、起業家支援制度があります。
これは女性だけが対象ではなく、若者やシニアも対象の新規開業資金です。
この、「女性、若者/シニア起業家支援資金」は、融資審査で評価が低くなりがちな女性、若者、シニアの起業家に対して、融資などの支援を行う制度です。女性、35歳未満の若者、55歳以上のシニアで、新規開業して概ね7年以内の方を対象としています。
他にも、(女性だけが対象ではありませんが、)新たに事業を始めたばかりの人や今後起業する予定の人に対し、無担保・無保証で融資を行っています。
融資支援以外にも、様々なところで女性向けの起業支援があります。
プライベートと両立できるか、という視点でチェックが入る
最後に、女性が融資を受ける際に、担当者が実はチェックしてる(と思われる)ことについて取り上げてみます。特にご家庭を持つ女性の場合です。
融資基準はきっと性差がないはずですが、女性ということで確認されることがあるように感じています。
・金銭的に生活が成り立つのか
・生活と仕事が両立できるのか
・事業の本気度
など。
・子どもを含めた生活が金銭的に問題ないのか。(夫の仕事内容や収入のチェック。家計全体での判断。)
・生活と仕事の両立は、時間的にも現実的にも問題ないのか。(家庭重視なのか。家庭のことで忙しすぎて仕事に充てる時間がない可能性はないか。)
・仕事に対する本気度。モチベーション。(家庭重視だった場合、仕事との両立が難しい場合は、家庭が優先されて廃業という選択などもありうるのか。)
ということでしょうか。
女性と比して男性は、家庭を理由に仕事に影響を及ぼすことは少ないと考えられているのでしょう。
このような傾向は今後は減っていくと思われますが、女性だから〇〇と思われていることがあるかもしれませんね。
【日記】
今朝、次女にせがまれ抱っこしようとすると…立てませんでした。次女が重くなったのか、私の力がなくなったのか…?!
久しぶりにお会いしたT先生。子どもにとって家族に近い存在です。東京にお引越しされるとのことですが次女はそうとも知らずに楽しんでいました。ものすごく。
制作やドブルなどで遊びました。
空腹で眠くなるも、チーズ丼(チーズとごはん)をおかわりもして満腹になるとまた復活しました。
【something new】
ある申込