勤務時代を振り返って

いただいたお手紙。

退職日が迫っています。
勤務時代を振り返って、一言でいうと、「やりたいことはできた」と思っています。
「やりたい」と当初から狙っていたわけではありませんでしたが。

独立退職・出会い

入社当初は、独立することは考えておらず、
税理士資格を取得することだけを考えていました。

それがこのたび独立退職するなんて、入社当初の自分からすれば想像以上です。
きっかけはともかく、独立を志すところにたどり着いたことが嬉しく、これからが楽しみです。

「独立」は「勤務時代に成し遂げたこと」とは違うと思いますが、
(むしろ勤務をやめた後にどうするかということですから)
勤務時代の様々な出会いが後押ししてくれたのは間違いありません。

そう考えると、素敵な出会いが何より最高の出来事でしたし、
そういう出会いを勤務時代に「できました」。そのご縁に感謝しています。
素敵な出会いをありがとうございますと何度でも思いますし、それだけでも勤務時代よかったなと振り返っています。

結婚・出産

結婚・出産にタイミングは、特に女性にとって関心の高いことだと思います。
この業界、未婚率が高いと言われています。
繁忙期多く、出会う場も限られているし構造的なところもありそうですよね。
たくさんの同業者の方と接してきた経験からも、実感しています。

今でさえ勤務先でも子育て世帯が増えましたが(生まれたて含めて4人かな)、
これまで部署内の20〜25人中、担当を持って働いている子育て世帯は私だけ、という時期が長かったです。育休からの復職も初めてでしたし。
入社されても辞めていく、育休取得後復職しないという方を見送ってきました。

なぜ子供二人もいるのに復職したの?
なぜ仕事を続けているの?
なぜ仕事を続けられるの?
と、元同僚などからよく聞かれます。

もしかすると復職したのは、なにかの間違いだったかもしれません。
子育て慣れず寝不足などでまともな思考ができなかったからかも…。
今もどうだかわかりませんが、当時、もう少し立ち止まって視野を広くして考えられたら
よかったかもしれませんね。なんせ、子供が生まれて数年は、外界との接触も少なく。社会と接していないこともあり自信が持ちにくかったともいえます。

産後の体調、睡眠不足、社会と隔離。そういう時期の思考と、そうでないときの思考は同じではないかもしれません。もし同じだとしても、「ちょっと待って、本当に冷静に判断できているかな」、
と俯瞰できるような視点があってもよいと思います。
(慢性的な睡眠不足は日本酒2合飲んだ酔っ払い状態と同じだそうですし…。)
できれば信頼できる人に思考のアシストをしてもらえたらいいですよね。

ともかく、この業界にいながらも、
(なんとか)子供たちに出会うことができてよかったなと思っています!

税理士登録

最後に税理士登録です。ほんとうによかったです。
色んなことがあり、ぎりぎりな日々もありましたが。
生活がぎりぎりでも登録までたどり着きました。

独立することができる資格を手に入れたことは、当初思っていたことよりも大きかったです。
・勤務していなかったら、
・一般の事業会社(税理士事務所でないところ)に勤めていたら、
・残業がない会社に勤めていたら、
もっと楽だったかもしれませんが、終わったことですしたらればですから割愛します。
ともかく資格取得はできましたので、よかったなと思っています。
(激務、薄給、資格取得できず、で終わるのは辛すぎますから。かなり長かったですけれど……。)

以上、よかったと思いたい気持ちが全面に出てしまっているかもしれませんが、
本当の気持ちです。
今回資格取得をされた方にとっても、独立にむけて良い出会いがありますように。
(合格おめでとうございます。)

【日記】
年内のスケジュールを組んでいます。年内にやりたいことがあり。平日お休みを入れるために調整しています。この後に及んで税務署対応に…手をとられます。
長女は寒いと学校行きたくない〜になりがち。次女は鼻詰まりひどく。
病院は混雑。次女初めて一人で診察椅子に座ります。鼻に入れる器具を手で払い除ける場面もあり、先生にあむないよと言われましたが。薬局では車のおもちゃにはまり。気づきませんでしたが働く車が好きかもしれません。パウパトラブですし。

先日税理士試験合格のお知らせを数人からもらいました。ほんとに嬉しいお知らせをありがとうございます。

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